PSGからユヴェントスにレンタル加入中のコロ・ムアニ [写真]=Getty Images パリ・サンジェルマン(PSG)からユヴェントスにレンタル加入中のフランス代表FWランダル・コロ・ムアニが、“ビアンコネーリ”への残留希望を打ち明けた。19日、イタリアメディア『カルチョメルカート』がコメントを伝えている。
現在26歳のコロ・ムアニはナントの下部組織出身で、2018年にトップチームへと昇格。ブローニュへのレンタル移籍を挟みつつ主力選手に定着し、2022年夏にフランクフルトへ完全移籍した。加入1年目から攻撃陣を牽引する活躍を見せると、公式戦46試合出場23ゴール14アシストを記録。2023年夏には推定9500万ユーロ(約159億円)の移籍金でPSGへと加わった。しかし、在籍およそ1年半で公式戦11ゴールと期待されたパフォーマンスを発揮できず。今年1月の移籍市場でユヴェントスにレンタル加入した。
セリエAでは16試合の出場で8ゴール1アシストをマークしたコロ・ムアニ。ユヴェントスの一員としてFIFAクラブワールドカップ2025に参加中のストライカーは、18日に行われた、アル・アイン(UAE)戦で2ゴールを挙げる活躍を見せた。
試合後のインタビューに応じたコロ・ムアニは、「5−0という結果は簡単に出せるものではない。立ち上がりから良いプレーができて満足している。次の試合でも同じようにいいプレーをしなければいけない。すでに気持ちは次に向いている」とコメント。『プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)』の受賞に対しては、「この賞をもらえて嬉しいが、一番大切なのはチームだ。このような形でスタートできて本当に嬉しい」と語っている。
また、注目が集まる自身の去就についても言及。「ユヴェントスは偉大なクラブだ。このクラブのために常にベストを尽くしたい。戦い、そして勝つためにここにいるし、それを実現できてとても嬉しい」と述べつつ、「正直に言って、ここでとても良い感触を得ている。自分のプレーができて、ゴールも決められる。幸せだし、ここに残れたらと思っている」と残留希望を明言した。