20号本塁打を放ったカブスのピート・クロー・アームストロング(写真=GettyImages)● カブス 7−8 ブリュワーズ ○
<現地時間6月19日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスが同地区2位ブリュワーズに惜敗し、3連勝ストップ。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場するも、ノーヒットに終わった。
カブスは1点先制を許して迎えた1回裏、二死一塁から4番ピート・クロー・アームストロングがブリュワーズのエース右腕ペラルタから右越えの20号2ランを放って一時逆転に成功。2試合連続の一発によりクロー・アームストロングは今季MLB最速で「20本塁打-20盗塁」に到達し、ナショナル・リーグ3位の60打点目を記録した。
しかし、直近5戦5勝と好調の先発右腕ジェームソン・タイヨンが誤算となった。2回表に6番ホスキンスの11号同点ソロ、8番ダービンには3号2ランを浴び、3回表にも追加点を与えて5失点ノックアウト。2番手左腕ジェネシス・カブレラも3点を失い、スコア3対8と大量リードを許して試合を折り返した。
その後、カブス打線は7回裏にイアン・ハップの8号2ランで2点を返し、続く8回裏にもニコ・ホーナーの適時打など2得点。1点差に迫って最終回を迎え、先頭のハップが四球出塁を果たすも、カイル・タッカーが空振り三振、鈴木が三ゴロ併殺打に倒れて反撃及ばず。ブリュワーズとの本拠地2戦を1勝1敗の五分で終えた。
この試合の鈴木は5打数無安打、2三振に終わって2戦連発はならず。今季成績は打率.256、18本塁打、61打点、OPS.839となっている。