STV杯2025に出走予定のエヴァンスウィート(24年10月撮影、ユーザー提供:エアさん) 「大魔神」こと佐々木主浩オーナーが所有するエヴァンスウィート(牝4、栗東・友道康夫厩舎)が、土曜函館11RのSTV杯(4歳上・2勝クラス・芝1200m)で3勝目を狙う。
エヴァンスウィートは父スワーヴリチャード、母ハルーワスウィート、母の父Machiavellianの血統。半兄のシュヴァルグラン、半姉のヴィルシーナとヴィブロスはいずれもGI勝ち馬。偉大な母の最後の産駒となる。
ここまで8戦2勝。2歳夏のデビューから惜敗が続いたが、3歳夏に6戦目で初勝利を手にした。これで勢いに乗ったのか、続く1勝クラスも連勝。前走の壬生特別では12着に大敗したが、これは結果的にマイルが長過ぎたのだろう。今回は7カ月ぶりの実戦となる点がカギだが、1400m以下では2戦2勝と底を見せていないので期待が高まる。
前走12着からの激変Vとなるか。血統的に成長力は十分にあるので、ここから再進撃となることを期待したい。