FC東京がペク・インファンの退団を発表 FC東京は20日、DFペク・インファンが忠南牙山FC(韓国)へ完全移籍することをクラブ公式サイト上で発表した。
2005年9月15日生まれのペクは、現在19歳。2023年10月、ソウルEOUカップU−18国際親善大会に参加するU−18韓国代表メンバーに選出されると、2024年1月にはFC東京へと入団した。同年2月から翌2025年1月まではツエーゲン金沢へ期限付き移籍。だが、日本で公式戦に出場したのは2024シーズン(金沢在籍時)のJリーグYBCルヴァンカップ・1stラウンド 第1回戦のヴァンラーレ八戸戦(2024年3月13日)のみとなっていた。
FC東京のクラブ公式サイトには、次のようにペクのコメントが掲載されている。
「このたび、韓国の忠南牙山FCへ移籍することになりました。日本で過ごした1年半、思うような結果を残すことはできませんでしたが、ここで出会ったすべての方々のお陰で、人としてもサッカー選手としても大きく成長することができました」
「いつも声をかけてくださったファン・サポーターのみなさん、温かく接してくれたチームメイト、そして自分のためにトレーニング後も残って指導してくださったスタッフのみなさんには、感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございました」
「たくさん悩んだ末に、もっと経験を積むためにチームを離れる決断をしました。この選択が自分にとって新たな一歩となるよう、韓国に戻っても全力で戦います。短い時間ではありましたが、みなさんからいただいた応援や後押しは、苦しい時期の自分を支えてくれる、本当に大きな力となりました」
「必ず今よりも成長して、またみなさんの前でプレーできるよう、これからも努力を続けていきます。本当にありがとうございました」