ビッグヒーローの父コントレイル(19年12月撮影、ユーザー提供:通りすがりのダルマさん) 福永祐一厩舎のコントレイル産駒となるビッグヒーロー(牡2、栗東・福永祐一厩舎)が、土曜阪神5Rの2歳新馬(芝1400m)でデビュー勝ちを目指す。
ビッグヒーローは父コントレイル、母アンナペレンナ、母の父Tale of Ekatiの血統。母はJRAで3勝。半兄のビッグシーザーは24年の京阪杯を制している。
ここまで攻め本数こそ多くないが、11日のCWでは6F79秒7、1F11秒7の好時計をマークしている。そして坂路の最終追いには調教師自らが騎乗。態勢はほぼ万全だろう。
騎手時代にコントレイルの主戦を務めた福永調教師の下には、多くの産駒が集まっている。その中で本馬は記念すべきデビュー第1号。ドラマチックな父の産駒初勝利となるか、大いに注目したい。