細江純子の府中牝馬S予想 注目した3頭のポイントは?

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2025年06月20日 21:00  netkeiba

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▲競馬メディアなどで活躍を続ける細江純子さん(撮影:福井麻衣子)
【細江純子=コラム『ホソジュンの幸せ馬房』】

◆府中牝馬Sの注目馬

 宝塚記念が終わりましたね。今年の春は、大阪杯から毎週に渡りサンスポさんで長文コラム掲載に関西テレビのYouTube予想、地方競馬の配信番組や競輪チャンネル出演など、かなりのバタバタ感でした。それもあってか、4月と5月は蕁麻疹に悩み、そろそろ更年期の始まりかな…と思える日も…。

 振り返ると今年の1月は全て仕事を休んでのスタート。その間に今後を考えようとオフにしたものの、気づけば2月から6月中旬までは怒涛の忙しさ。正直、自分でも自分の気持ちが理解できないというか…流れに身を任せているというか…考えすぎることを考えすぎないようにしていたというか…そんな上半期だったように思います。

 周りの先輩方もそうですが、半世紀も生きていると、シンプルな選択をしたくなるものなのかもしれません。と同時に、一段落したことにより感じたのが、ストレスや疲労は、自分で自分を痛めてしまう行為にも繋がり、結果的に非常にモッタイナイことだと気づかされました。よってこの下半期からは、自分の心と体をいたわる方向へと意識を向けていこうと考えています。

 さて先週の宝塚記念ですが、当日の馬場状態が、逃げ馬&馬場の4〜5頭外の差しが決まっており、直前でゴチャゴチャと考え頭がパンパンに…。結果、シンプルに当初通りの3頭に絞った考え(メイショウタバル・ベラジオオペラ・ソールオリエンス)のままでよかったなぁ‥と。もちろんソールオリエンスだけ、もっと荒れた方がよかったですが。

 展開的にもドンピシャだったゆえ、結果、後悔と反省の多い当日の行動&発言でした。

 さて今週で東京も最終日となりますが、重賞・府中牝馬Sの現時点での注目馬は3頭。

 まずはカニキュル。折り合い面が相当難しいように映り、そこが競馬での難しさに。前走はマイルではありましたが、休み明けを考えても、以前よりもその点が軽減されていたように映りました。もちろん1ハロンの延長は容易ではないものの、一度叩かれてのガス抜き&休み明け2戦目&斤量を考えると魅了され、戸崎騎手の手腕に期待。

 続いてはラヴァンダ。春4戦目となる中での輸送競馬なので、そこがポイントとなりそうですが、1800mはベスト距離。

 最後はカナテープ。前走は道中のハミ受けからキング騎手の巧みさが際立つものに加え、成長分も見られた体重増。今回も折り合いは鍵となりそうですが、斤量53kgは魅力です。

 それでは皆さん、ステキな週末を。

 ホソジュンでしたぁ。

(文=細江純子)

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