フィギュアスケート女子で4月からシスメックス所属となった三宅咲綺(22)が、グランプリ(GP)シリーズデビューを目指す。
20日、神戸市内にオープンした「シスメックス神戸アイスキャンパス」の開業セレモニーに出席。同じ所属の坂本花織、三原舞依、壷井達也と演技を披露し「寒すぎず、暑すぎない、すごくいい環境で、すごくいい氷です」とほほ笑んだ。
現在は7月に予定されるGPシリーズNHK杯の予選会に向け、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の練習に励んでいる。調子のいい時は7本中5本程度降りられているといい「プログラムの中でやっていくのを大事にしたいです」とフリーでの導入を目指す。
今季は全日本選手権9位で初のトップ10入りを果たした。同門の坂本、三原、壷井とは日々、切磋琢磨(せっさたくま)しており「私はまだ海外試合に行ったこともないので『オリンピックを目指しています』とは言いにくいんですが、今できることを最大限にやって、1歩その先に行けたらいいと思っています」ときっぱり。オフシーズンも準備を怠らない。【松本航】
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