
■MLB エンゼルス VS アストロズ(日本時間21日、エンゼル・スタジアム)
【写真で見る】大谷翔平ファンを公言、陸上界のスーパースター「メジャーに来る3年前にユニフォームを買ったんだ」
エンゼルスの菊池雄星(34)がホームのアストロズ戦に先発し7回を投げ、被安打6(2本塁打)、奪三振9、四死球0、失点2(自責点2)で降板した。1回に2者連続本塁打を浴びた菊池だったが、チームが7回に同点に追いついたため、黒星は回避。17日に誕生日を迎えた菊池だったが、34歳での初勝利はお預けとなった。
今季からエンゼルスに加入した菊池は、5月24日のマーリンズ戦で初勝利。6月10日のアスレチックス戦では8回途中を無失点に抑え、2勝目をあげた。ここまで15試合に先発し2勝6敗、防御率3.05、78奪三振をマークしている。
17日に34歳となった菊池は、昨季在籍したアストロズ戦に今季初先発。しかし1回、先頭のJ.ペーニャ(27)に左中間スタンドに運ばれ、1点を献上。続く2番のI.パレイデス(26)にも真ん中に入ったストレートを強振され、2者連続本塁打を浴び、いきなり2点を失う苦しいスタートを切った。
|
|
それでも2回以降、バックの好守や女房役・T.ダーノウ(36)の捕殺もあり、菊池は徐々に調子を取り戻す。4回には速球と変化球を織り交ぜ3者連続三振を奪い、無失点ピッチングを続けた。その裏、エンゼルスは、J.アデル(26)の、3試合連続となる16号ソロ本塁打で1点を返す。
5回、2死一・二塁のピンチを切り抜けた菊池は6回、カーブで3番、4番を2者連続三振に切って取ると、続くバッターも中飛に打ち取り三者凡退に抑えた。その裏、エンゼルスは1死満塁のチャンスを迎えたが、代打、L.オホッピー(25)、L.レンヒーフォ(28)と連続三振に倒れ得点を奪うことはできず。
菊池は7回も三者凡退に抑えお役御免。その裏、ルーキーのC.ムーア(22)がセンター右に飛び込むソロ本塁打を放ち、2−2の同点に追いついたエンゼルス。これで菊池の黒星を回避、34歳になった菊池の初勝利はお預けとなった。