近畿地方に属する「大阪府」は、食や言語、芸能など、さまざまな分野で独自の文化が息づくエリアです。大都市ながら人と人との距離が近いといわれることも多く、「一度は大阪で暮らしてみたい!」と考える人もいるのではないでしょうか。
そんな大阪府で地元民が本当に住みやすいと思う市区町村はどこでしょう? 大阪府内には、高層ビルが建ち並ぶ都心部から田畑が広がる農村部まで、さまざまなエリアがありますが、地元民から見て「住みやすい」と思うのはどこなのでしょうか。それでは選択肢の中から、編集部がピックアップした3つのエリアを紹介します。
大阪市の中心部からやや南寄りに位置する「天王寺区」は、聖徳太子が創建した「四天王寺」を中心に古くから栄えてきた歴史を持つ街です。電車はJR、近鉄、地下鉄など複数の路線を利用可能で、各方面へのアクセスに優れています。
JR天王寺駅と近鉄大阪阿部野橋駅が隣接するエリアには、「あべのハルカス」をはじめ多彩な商業施設が点在。区内には芝生広場や動物園がある「天王寺公園」など、ファミリーで楽しめる施設が充実している点も魅力です。
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大阪市のすぐ北側に位置し、ベッドタウンとして人気のある「吹田市」は、JRや阪急、大阪モノレールといった複数の路線を利用できる利便性の高い街です。1960年代には、隣接する豊中市にまたがるエリアに「千里ニュータウン」が開発され、新しいまちづくりを実現させたことで全国から注目を集めました。
1970年に開催された大阪万博の会場となったことでも知られ、会場跡地は万博記念公園として現在も親しまれています。
大阪府北部の北摂エリアにある「箕面市」は、面積の約6割が森林という自然豊かな市です。四季折々の風景を楽しめる「箕面公園」や紅葉の名所でもある「箕面大滝」、勝ちダルマで知られる「勝尾寺」などのスポットがあります。
市街地にはショッピングモールをはじめとしたさまざまな商業施設もあり、生活利便性の高いエリアです。2024年には北大阪急行線が延伸開通して新駅がオープンし、ますます便利になりました。
「大阪府」の市区町村の中で、地元民から見て住みやすいと思うのはどこですか?
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