マンUが獲得を狙っているムベウモ [写真]=Getty Images マンチェスター・ユナイテッドがブレントフォードに所属するカメルーン代表FWブライアン・ムベウモへ再びオファーを提示したようだ。23日、『BBC』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。
ルベン・アモリム体制2年目での飛躍に向けて、今夏の移籍市場で攻撃陣の拡充を目指しているマンチェスター・ユナイテッド。ウルヴァーハンプトン(ウルブス)に契約解除金の6250万ポンド(約123億円)を支払いブラジル代表FWマテウス・クーニャを獲得したほか、さらなる補強に向けてムベウモやフランクフルトに所属するフランス人FWウーゴ・エキティケらに関心を寄せている。
今回の報道によると、マンチェスター・ユナイテッドはムベウモの早期獲得を目指しており、ブレントフォードに6000万ポンド(約118億円)のオファーを提示したようだ。今シーズンまでブレントフォードで共闘したトーマス・フランク監督が新たに就任したトッテナムも関心を寄せているが、選手本人はマンチェスター・ユナイテッドへの加入を希望しているとのことで、今後もブレントフォードとの交渉が続く見込みと報じられている。
なお、マンチェスター・ユナイテッドは今月に入り、総額5500万ポンド(約109億円)のオファーを提示したがブレントフォードに拒否されたという。ムベウモとの現行契約は来年6月末までとなっているものの、1年間の延長オプションも付随していることからブレントフォードは売却のプレッシャーを感じていない模様。マンチェスター・ユナイテッドがクーニャ獲得に際して支払った金額と同程度を要求する可能性があると『BBC』は指摘している。
現在25歳のムベウモはトロワの下部組織出身で、2018年夏にトップチームへ昇格した。1年後にはブレントフォードへ完全移籍加入し、右ウイング(WG)を主戦場にここまで公式戦通算242試合で70ゴール51アシストをマーク。在籍6年目の今シーズンはプレミアリーグで得点ランキング4位タイの20ゴールを挙げた。