オンラインカジノを利用したとして、警視庁保安課は24日、賭博容疑でフジテレビの山本賢太アナウンサー(27)を書類送検した。容疑は昨年5月29日〜7月7日ごろ、国内からカジノサイトに接続し、バカラ賭博をした疑い。昨年2〜7月ごろ約1250万円を入金し、収支は400万円ほどマイナスだったとみられる。
前日23日に常習賭博の疑いで逮捕された、同社のバラエティ制作部企画担当部長の鈴木善貴容疑者(44)の捜査過程で、山本アナのオンラインカジノ関与が浮上したという。関係者によれば容疑を認め、「『大丈夫だろう』くらいにしか思っていなかった。依存していた」などと説明しているという。
フジテレビは山本アナの書類送検を受けて、「視聴者の皆様にニュース等をお伝えする立場にありながら、違法行為を行っていたことについて、重く受け止めています。今後厳正に対処したいと考えています」とコメントを発表した。
山本アナはバラエティー番組「ぽかぽか」や情報番組「サン!シャイン」などを担当。「ぽかぽか」では、5月28日から番組を欠席。今月11日に同局からオンラインカジノを利用していたことを、同局が11日に発表した。山本アナは「様々な情報をお伝えする立場にある者として極めて不適切な行動であったことを、深く反省しております。自らの浅はかな判断によって、信頼を損なう結果となり、言葉では尽くせぬほどの後悔と恥ずかしさを感じております。今後、同じ過ちを繰り返すことのないよう、自らを厳しく律してまいります」と謝罪していた。
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