友人の結婚式→「自分にドレス作らせて」 懇願して仕上げた“感涙の完成品”に「こんなに美しいものを作れるなんて」

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2025年06月25日 07:00  ねとらぼ

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「自分にドレス作らせて」 懇願して仕上げた“感涙の完成品”とは

 5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2022年9月にYouTubeで公開された、友人の結婚式用のドレスを手作りする動画を紹介します。これはすごい……!


【画像】完成したドレスを見る


結婚式のドレスをいちから制作

 投稿者は、本格的な洋服やアクセサリーを作る動画を多数公開している「ella」(@ella-nf4ry)さん。クオリティーの高いドレスや仮装衣装などを制作し、たびたび話題を呼んでいます(関連記事)。


 今回の動画で作るのは、友人の結婚式用のカラードレス。ellaさんは以前から本格的なドレス作りに挑戦したいと考えており、「作らせてほしい」と友人にお願いして制作させてもらったそうです。


 さまざまなデザインを考えた結果、淡い黄緑色のドレスを作ることに決定。まずは仮の布で上半身の形をざっくり作り、トルソーに着せてみます。大きすぎる部分を削ったり、デザイン画に合わせて胸元や背中のラインをカットしたりと、細かく調整していきます。


 調整が終わった仮布を元に型紙を起こし、薄黄緑の布を購入したらいよいよ本格的にドレス作りがスタート。ellaさんはこれまでたくさんの洋服を作ってきましたが、本格的なドレス作りは初挑戦のため、「ずっと誰かのドレスを作るのが夢でした」「友人を世界一のプリンセスにするために」「今までの経験をフルに生かして使えるものは全て使っていきます」と意気込みます。


精密で膨大な作業の連続

 まずはメインの生地に型紙をあててカットし、オーガンジー生地を折って身ごろ正面に段を作りながら縫い付けていきます。チュールとレースの切り替えは大変な作業ですが、丁寧に縫いしろをアイロンで抑えて仕上げ。オーガンジー生地がVラインになった、エレガントな上半身部分が完成しました。


 さらに、肩周りのチュール生地にはシルバーとパールのビーズをひとつひとつ縫い付けて格子状の模様に。膨大すぎる作業は「やってもやっても終わりが見えませんでした」とのことですが、無事に美しいビーズ模様が完成しました。これは大変すぎる……!


 次に、たっぷり布を使ったスカート部分を制作。とにかく布の量が多いため、端の処理をして縫い合わせるだけで一苦労です。


 スカートのパーツを全て合体させたら、トルソーに着せて背面の形を調整。中央から外側に向かってひらひらとスカートが開き、中から繊細なレースが見えるデザインに仕上げます。


 最後に、細かい部分の装飾を追加。お花のレースをカットしてウエストや胸元にたっぷりあしらい、ラインストーンを貼り付けていきます。


 ドレスを持って行く日の早朝ギリギリまで作業して、なんとかドレスは完成! 細部までこだわりがたっぷり詰まった、繊細で美しいカラードレスが出来上がりました。


 結婚式当日、友人はellaさんのドレスを着てみんなの前に立ちました。サイズ感もぴったりで、手作業ならではのデコラティブな装飾はため息が出るほどきれいです。


驚きの仕上がりに「本当に素晴らしい」「嬉しいだろうなあ」

 この動画は86万回以上再生され、友人のために頑張って作ったドレスに感動&驚きの声が続々。「こんな素晴らしいドレス見たら感動で号泣する笑」「こんなに綺麗なものを作れる人が存在するんだな……」「こんなに美しいものを作れるなんて」「ただただ凄すぎる」「本当に神業としか……」「自分だけのためのドレスとか、泣いて喜ぶ、素敵すぎる!!」といった反響が寄せられました。


動画提供:ella(@ella-nf4ry)さん



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