九州地方の文化・経済の中心地として発展を続ける福岡県。教育にも積極的に取り組んでいて、独自の教育方針や高い進学実績を背景に、子どもの入学先として注目を集める私立高校も増えてきています。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、福岡県在住の50代を対象に「子どもを入学させたい福岡県の私立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元の50代から支持を集めたのは、どの私立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位は、得票率20.1%の「西南学院高校」でした。福岡市早良区に位置する西南学院高校は、1916年に創立された「私立西南学院」を前身とする私立高校。「キリストに忠実なれ」を建学の精神に、真理の探求および優れた人格の形成に励み、地域社会および国際社会に奉仕する創造的な人格の育成を使命に掲げています。
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「神から授けられた賜物を最大限に伸ばし生かす」「真理を探究する心を養い、主体的に学び続ける力を育てる」「地域・国際社会に奉仕するための幅広く創造的な学びを支援する」を基本方針に教育を展開。2年次から文系・理系に分かれるほか、3年次に文系は私立大学への進学を目指す「文I」と、国公立大学を目指す「文II」に分かれて学ぶところも特徴です。また3年次には、入試対策として放課後に補習を行うなど、きめ細やかな教育を展開。西南学院大学をはじめ、他大学への指定校推薦が用意されているところも魅力です。2025年の大学入試では、国公立大学は九州大学・佐賀大学、私立大学は西南学院大学・福岡大学などを中心に、多くの生徒が合格しました。
第1位は、得票率21.8%の「久留米大学附設高校」でした。久留米市に位置する久留米大学附設高校は、1950年に設立された私立高校。「真に国家社会に貢献しようとする、為他の気概をもった誠実・努力の人物を育成する」を建学の精神、人格の完成を目指す「全人教育」を使命に、「豊かな人間性と優れた学力を備えた人間の育成」を目標としています。
中高一貫教育校の同校は、高校3年次の1学期までに高校課程を終了。数学と英語については、放課後に必要に応じて補習を行うほか、高校2年次までに終わるようになっています。また、同校では「授業が命」を掲げ、密度の濃い授業を展開しているため、塾に通う必要がないところも魅力。大学入試では、国公立大学は九州大学・東京大学、私立大学は早稲田大学・慶應義塾大学などを中心に、多くの生徒が合格しています。
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