温暖な気候と独自の文化に恵まれた沖縄県。地域の特色を生かした教育が展開されていて、進学実績や学習環境などの面で、子どもの入学先として注目されている公立高校も少なくありません。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、沖縄県在住の60代を対象に「子どもを入学させたい沖縄県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元の60代から支持を集めたのは、どの公立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位には、得票率20.3%で2校が並びました。1校目は「那覇高校」です。那覇市に位置する那覇高校は、1910年に創立された「沖縄県立中学校分校」を前身とする県立高校。「和衷協同・積極進取」を校訓としています。
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同校では、主体的・対話的で深い学びを目指して授業改善を推進しており、希望する進路に合わせた理系・文系の類型制と充実した選択科目を用意。2025年度の大学入試では、国公立大学は琉球大学・名桜大学、私立大学は沖縄国際大学・沖縄大学などを中心に、多くの生徒が合格しました。
同率第2位の2校目は「開邦高校」でした。島尻郡南風原町に位置する開邦高校は、1986年に開校した県立高校です。「邦を開き、世界に羽ばたく人材を育成する」という思いが込められた「開邦雄飛」を校訓としています。
中高一貫教育校の同校では、「学術探究科」と「芸術科」の2学科を設置。学術探究科では、人文・社会科学に関する理解を深める「学術文科」、自然科学や数学に関する概念・原理の理解を深める「学術理科」に分かれ、専門的な学習を行っています。2025年度の大学入試では、国公立大学は琉球大学・沖縄県立芸術大学、私立大学は早稲田大学・明治大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
第1位は、得票率21.7%の「那覇国際高校」でした。那覇市に位置する那覇国際高校は、21世紀を展望し、国際化や情報化の進展に対応できる教育環境を整えたインテリジェントスクールとして、1998年に開校した県立高校です。「学業を尊び、部活動にも励む」という意味のある「右文尚武」を校是とし、「自主・敬愛・飛躍」を校訓としています。
同校では、幅広い進路選択を可能とする「普通科」と、英語で表現する力を養う「国際科」の2学科を設置。フランス語・スペイン語・中国語から選択できる「第2外国語」をはじめ、海外短期研修や海外の高校生との交流事業など、グローバル教育に注力しています。2025年度の大学入試では、国公立大学は琉球大学・埼玉大学、私立大学は法政大学・沖縄大学などを中心に、多くの生徒が合格しました。
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