ニューカッスルが関心を寄せているエランガ [写真]=Getty Images ニューカッスルが、ノッティンガム・フォレストに所属するスウェーデン代表FWアンソニー・エランガの獲得を画策しているようだ。24日、イギリスメディア『アスレティック』や同『スカイスポーツ』などが伝えている。
現在23歳のエランガは、母国のマルメの下部組織から2015年にマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に加入。2021年5月にトップチームデビューを果たし、公式戦通算55試合出場で4ゴール4アシストを記録した。その後、2023年7月にノッティンガム・フォレストに完全移籍となると、2024−25シーズンはプレミアリーグ全38試合に出場し、6ゴール11アシストを記録して、チームの7位フィニッシュと来シーズンのヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場権獲得に大きく貢献した。
そんなエランガの現行契約は2028年6月30日まで残しているものの、今季5位で終え、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したニューカッスルから関心が寄せられているようだ。
今回の報道によると、ニューカッスルはエランガ獲得に向けて4500万ポンド(約89億円)のオファーを提示。しかし、1995−96シーズン以来、30年ぶりに欧州大会出場権を獲得したノッティンガム・フォレストは同選手の価値を6000万ポンド(約118億円)と評価している上に、今夏に売却する意向もないことから即刻オファーを拒否したという。
これを受け、ニューカッスルはエランガ獲得のために2度目のオファーを提示するかどうかを検討しているものの、他の選択肢も検討し始めた模様で、ベルギー代表FWヨハン・バカヨコ(PSV)や、ドイツ代表FWカリム・アデイェミ(ドルトムント)、ガーナ代表FWモハメド・クドゥス(ウェストハム)らが代役に挙げられていることが伝えられている。