「1リツイートごとに動物が1匹増える」という企画で大量の動物を描くことになったX(Twitter)ユーザーの近況報告が、Xで1030万回以上表示され、約23万件のいいねを集めるほど話題になっています。
投稿者は、画家の晴夏(@_harenatsu)さん。2020年4月、「『罫線で遊ぶ小動物』が1RT(リツイート)につき1匹増える手帳です」とつづった投稿が2万2000回以上リツイート(現リポスト)され、2万匹以上の動物を描くという、途方もない挑戦がスタートしました。
最初の1匹目はノートの罫線にぶらさがるカエル。それから約2年後の2022年に2802匹を描いたという経過報告が話題になりました(関連記事)。2025年6月時点で5年以上経ちますが、いまなおその試みは続いているようです。
近況報告に添えられた写真には、大量の動物たちが描かれたノートがずらり。ところ狭しと描かれたイラストは、毛や肌などの細部までていねいに表現され、動物ごとのストーリー性や躍動感を感じさせます。
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海に住むシャチやイルカといった大きな動物もいれば、陸上に住むクワガタやカマキリといった小さな動物までその種類はさまざま。これまでに描いた動物の総数は4352匹にのぼります。
Xでは「1ミリの手抜きもしないのがえらすぎます」「色まで塗ってるのか……すごすぎる」「ぜひ達成してほしい」「クオリティー高ー!!!!」「かわいいのでTシャツプリントにしたい」といった声が。また、「これ、当時RTしてた。懐かしい」「あの時リツイートしてごめんなさい」などと、約5年前にリツイートした人たちからの声も寄せられました。
そしてなんと、晴夏さんは初の『罫線で遊ぶ動物』(ワニブックス)を出版することになりました。罫線で遊ぶ動物を描いたノートを再現して絵本風に仕上げた一冊で、2025年7月10日に発売予定。全国の書店などで予約受付中です。
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