[写真]=Getty Images FIFAクラブワールドカップ2025・グループD第3節が25日に行われ、ロサンゼルスFC(アメリカ)とフラメンゴ(ブラジル)が対戦した。
首位突破を確定させているフラメンゴと、敗退が決定しているロサンゼルスFC(LAFC)が第3節で対戦。両者が序盤からポスト強襲のシュートを放った前半は、時間が経過するにつれてフラメンゴが主導権を握る展開となったものの、スコアが動かないまま前半を折り返した。
後半も、フラメンゴが優位に進めると、70分にはMFジョルジアン・デ・アラスカエタがボックス手前付近から右足を振り抜く…が、この日2度目となる枠直撃で1点が遠い。対するLAFCはカウンターからチャンスを窺う構造となり、FWオリヴィエ・ジルーといった攻撃的なカードも切るが、こちらもゴールには至らず。
そんななかで迎えた84分、均衡を破ったのはLAFCだった。クイックリスタートで相手の意表を突くと、完全に抜け出したFWデニス・ブアンガが冷静に沈めて先制点を挙げた。
すると、フラメンゴはすぐさま反撃。直後の86分に、MFワラシ・ヤンが単独で中央突破し、ゴールネットに流し込んだ。
試合はこのまま1−1でタイムアップ。39歳フィリペ・ルイス監督が率いるフラメンゴは、2勝1分と“無敗”の首位通過。一方のLAFCは、1分2敗と1勝も挙げることができずに大会を去ることとなった。
なお、フラメンゴの決勝トーナメント1回戦の対戦相手は、C組2位のバイエルンとなる。
【スコア】
ロサンゼルスFC 1−1 フラメンゴ
【得点者】
1−0 84分 デニス・ブアンガ(ロサンゼルスFC)
1−1 86分 ワラシ・ヤン(フラメンゴ)