カーディフ・シティの買収に動いているベイル氏 [写真]=Getty Images 元ウェールズ代表FWガレス・ベイル氏が、母国クラブであるカーディフ・シティの買収に興味を持っていることを認めた。24日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
2023年1月に現役引退を表明した現在35歳のベイル氏は、2024−25シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)を最下位で終え、EFLリーグ1(3部)降格となったカーディフ・シティの経営権取得を目指し、同クラブのオーナーであるヴィンセント・タン氏に直接接触したコンソーシアムの一員であることが報じられていた。
この提案はすでに却下されており、タン氏は現時点で売却にほとんど関心を示していないと見られているものの、同グループは改めて買収を試みることが予想されており、今後の動向には注目が集まっている。
そんななか、映画『F1/エフワン』の英国プレミア上映のレッドカーペットに登場したベイル氏はインタビューに応じ、「カーディフの買収には興味がある。私の故郷であり、育った場所で、私の叔父もかつてはそこでプレーしていた。オーナーグループに加わることができれば、まさに夢の実現だ」と経営権取得を目指していることを認めながら、次のように続けた。
「カーディフは私にとって大切なクラブだ。私が育った場所であり、カーディフの成長に貢献して、本来あるべき場所であるプレミアリーグに昇格させたいと思っている。ウェールズやカーディフのファンの素晴らしさはよく知っている。一緒に何かできたら素晴らしいね。カーディフとの交渉は進めていて、今後さらに情報が公開される予定だけど、何か実現できればと思っている」