※本稿は一部『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』のネタバレを含みます。ご注意ください。
6月24日夜に放送された『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(以下、ジークアクス)』の最終話。放送直後、監督・鶴巻和哉のメッセージが作品公式SNSアカウントにて投稿された。
参考:【画像】『ジークアクス』鶴巻和哉らの完結記念イラスト&メッセージ
投稿には“皆様の感想や様々なファンアートが、私たちスタッフ一同のモチベーションとなり”と書かれており、現にSNSでは多くのファンアートが投稿されている。本稿では最終話の放送前後に投稿されたファンアートの一部を振り返りたい。
本作のキャラクターデザインを務めた竹のSNSでは、本作の主要人物であるマチュとニャアンのイラストが投稿された。最終話にて念願であった地球の海へ訪れた2人。とても眩しい笑顔を浮かべるマチュとニャアンが描かれた。
|
|
多様な人物が登場する本作であるが、そのなかでもマチュとニャアンのファンアートは多く投稿されていた。「楽器×女の子」のイラストを多く手がけ、現在「月刊アフタヌーン」にて『あさやけリフレイン』を連載しているまつだひかりもマチュのイラストを投稿。作中でさまざまな表情を披露してきたマチュ。穏やかな顔や真剣な表情はもちろん、ときより見せるしかめっ面なマチュも懐かしい。
画集『山下しゅんやのプラスチック・エンジェル』(大日本絵画)など、イラストレーターとして活動する山下しゅんやはニャアンのイラストを投稿。作中では丈があっていない制服を身に付けていたニャアン。山下氏が描いた制服は作中で身に付けていたものと異なる、ニャアンが“女子高生していた”世界線が存在していることを想起できるイラストだ。
そのほか本作の演出を一部担当した谷田部透湖や、デザインワークス・キャラクター作画監督などを務めた井関修一ら制作スタッフによるマチュとニャアンのイラストも数多く投稿された。中盤ですれ違った2人が、最後にマヴとなれた喜びを感じられるイラストが揃う。
もちろんマチュやニャアン以外のキャラクターのイラストも投稿されている。井関と同じくキャラクター作画監督などを務めた松原秀典は、裏の主役とも言えるシャアとララァの二人のイラストを投稿していた。
『くちべた食堂』(KADOKAWA)や『チュンの恩返し』(双葉社)など、漫画家として活動している梵辛はシイコ・スガイのイラストを投稿。登場した時間は少なかったものの、多くの視聴者に衝撃を与えたキャラクターの1人であろう。
|
|
『Z MAN -ゼットマン-』(スクウェア・エニックス)や『器用貧乏おじさんの異世界再冒険』(白泉社)を手掛ける漫画家・西川秀明は12話のワンシーン、麦わら帽子を被るハロとヤドカリと遊ぶコンチの可愛らしいイラストを投稿している。
思い返せば、本作の主題歌である米津玄師『Plazma』の配信ジャケットとなったマチュとニャアンのイラストは、米津玄師本人が手掛けたものであった。クオリティの高いイラストが多くのファンを驚かせたことも記憶に新しい。
放送直後にSNSで感想や考察、そして多くのファンアートが投稿された『ジークアクス』。毎週お祭りのような盛り上がりを見せた本作の完結を喜ばしく、同時にほんの少し寂しく思う人も多いだろう。
(文=加藤かづき)
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 realsound.jp 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。