フジHD、清水新社長が会見 会社提案の取締役全員が8割超の信任「経営体制が完全に刷新された」

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2025年06月25日 18:56  ORICON NEWS

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清水賢治氏(C)ORICON NewS inc.
 フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)は25日、同日開催された株主総会後に囲み取材を実施。役員選任案が可決されフジHDの新社長に就任する清水賢治氏(フジテレビ社長)が対応。株主総会での結果を受け、「フジHD、及びフジテレビは経営体制が完全に刷新された」と語った。

【写真】3000人超が出席した株主総会の様子

 清水氏は会見冒頭「新しい経営体制が株主の新任を得たことで私共の経営方針である改革アクションプランを着実に実行してく環境が整った」と話した。また、速報値と前置きした上で会社提案である新取締役の11人全員が8割超の信任を得た述べた。一方、ダルトン側の取締役候補については一番高い候補者でも3割の賛成にとどまったと明かした。

 同社によると、株主総会には昨年の162人を大きく上回る3364人が出席。午前10時すぎから始まった総会は268分(昨年:110分)に及んだという。取締役の選任案を含む同社提案の5議案は可決。一方、株主提案の1議案については否決した。

 取締役候補をめぐっては一連の問題によるガバナンス不全を批判した米投資ファンドのダルトン・インベストメンツがSBIホールディングスの北尾吉孝会長兼社長ら12人をフジHDに提案。この提案に対し、フジHDは次期社長候補の清水賢治専務(フジテレビ社長)や前ファミリーマート社長の沢田貴司氏ら11人の取締役選任案を示し、ダルトン側の提案については「取締役全員一致の決議により、本株主提案に反対する」としていた。フジHDの取締役の上限は18人とされており、ダルトン側の候補者が選任されるかが大きな焦点となっていた。

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