記者団の取材に応じる小泉進次郎農林水産相(中央)ら=25日午後、石川県輪島市 小泉進次郎農林水産相は25日、能登半島地震で被災した石川県輪島市を視察し、コメ農家と意見交換した。視察後、記者団の取材に応じ、農地バンクのあり方について「課題をしっかりと受け止め、改善につなげていかなければいけない」と述べた。大規模化でコメの生産コストを抑えつつ、生産者にとっても適正な価格を目指す考えを示した。
農地バンクは、分散した農地を集約し大規模化した上で、意欲ある農家に貸し付ける事業。人手不足の農業への若年層の参入を促すため、「進められるところは、徹底して大規模化を進めなければならない」と強調した。