
RECCOOは6月25日、「LINEのリアクションスタンプ」に関する調査結果を発表した。調査は5月中旬に喫煙習慣のある現役大学生を対象に実施し、300人から有効回答を得た。
リアクションスタンプとは「メッセージアプリLINEのメッセージに対して長押しで反応を示すことができるスタンプ」のこと。通常のスタンプとは違い相手に通知がいくことなく、喜怒哀楽を表現できるのが特徴だ。(文:長田コウ)
「リアクションやスタンプは友達に使う感じのもの」
「目上の人からのメッセージにリアクションを使う頻度」を尋ねると、「たまに使う」(48%)と「よく使う」(27%)の合計は75%にものぼった。使う人からはこんな声が。
「返信を打つのに時間がかかると、先輩を待たせてしまう」
「文章で返すほどの内容ではないけれど、既読無視はできない」
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「目上にリアクションスタンプだけで返すのは失礼か」という質問に対しては、「やや失礼」(50%)が最も多い。「とても失礼」(7%)と回答する人もわずかではあるがいた。
失礼かどうかは場面によっても変わるようだ。
「よく使うが、飲み会の出欠など、“反応”のみを求められているときは失礼に当たらないと思う。個チャ(個人チャット)で使うのはハードルが高く感じる」
他に、失礼だと感じる人からはこんな声があがった。
「通知がいかない返事になってしまうから」
「リアクションやスタンプは友達に使う感じのものだから」
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一方で、「自身が目上の立場だった時、相手にリアクションスタンプのみで返されたら不快に思うか」という問いに対しては、「あまり失礼でない」(57%)が過半数で、「全く失礼でない」という回答も23%だった。一方で、「失礼」だと回答したのは、わずか20%だった。
なお、この結果に対し、Z世代からは「実際に、自分はアルバイト先の社会人にリアスタを使ったら怒られたが、自分が年下に使用されても何も思わない」という体験談も寄せられていたという。
この調査は、若年層マーケティングリサーチや大学生の就活調査に活用されているZ世代リサーチツール『サークルアップ』によって実施された。