
東京・上野の国立科学博物館で7月12日(土)〜10月13日(月・祝)まで特別展「氷河期展〜人類が見た4万年前の世界〜」が開催される。ネアンデルタール人やクロマニョン人の実物頭骨など、日本初公開となる貴重な資料の展示を予定している。
「第1章:氷河期 ヨーロッパの動物」では、過酷な環境だった氷河期のヨーロッパ北部を生きた巨大動物とは一体どんな生物だったのか、何が絶滅して、何が現代まで生き残ったのかを展示。「第2章:ネアンデルタール人とクロマニョン人」では、ともに氷河期を生きたネアンデルタール人とクロマニョン人(ホモ・サピエンス)の、前者が4万年前までに姿を消した命運の分かれ道について解説。「第3章:氷河期の日本列島」では、氷河期を生きた日本三大絶滅動物(ナウマンゾウ・ヤベオオツノジカ・ハナイズミモリウシ)などの動物たち、そして氷河期の日本列島での人類の暮らしはどのようなものだったのかを問い掛ける。
また、SNSなどで絶大な人気を誇るクリエーター、ヨッシースタンプ(R)とコラボが実現。同展のために描き下ろしたオリジナルイラストを使用したオリジナルグッズを、会場特設ショップ限定で販売する予定。
開館時間は9時〜17時(入場は16時30分まで)。8月8日(金)〜17日(日)、10月10日(金)〜13日(月・祝)は、「夜間開館」として、閉館が19時になる(入場は18時30分まで)。お盆期間や連休に、涼しい夜の博物館で氷河期の世界をゆっくり楽しめる。入場料・休館日等詳細は、同展特設サイトに掲載している。
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