今季10勝目を挙げたヤンキースのマックス・フリード(写真=GettyImages)● レッズ 1−7 ヤンキース ○
<現地時間6月25日 グレートアメリカン・ボールパーク>
ニューヨーク・ヤンキースが敵地3連戦のスイープ負けを回避。先発登板したマックス・フリード投手(31)が7回1失点と好投し、MLB全体トップの10勝目を挙げた。
連敗でカード最終戦を迎えたヤンキースは2回表、トレント・グリシャムの適時打で先制に成功すると、続く3回表にはジャズ・チザムJr.が11号2ランを放ってリード拡大。6回表にはアーロン・ジャッジの適時二塁打が飛び出すなど効果的に得点を重ね、試合を優位に進めた。
援護に恵まれた先発左腕フリードは4回裏に味方の失策による1失点があったものの、5回裏にはMLB全体最多となる今季6度目の牽制死を記録し、二死二塁のピンチを脱出。最終的に105球に及ぶ熱投で7回を4被安打、7奪三振、1失点(自責無し)に抑え、今季MLB最速で2桁勝利に到達した。
新天地で開幕から無傷の7連勝を記録していたフリードは、5月30日のドジャース戦でその記録が途絶えるも、6月に入ってからは5登板全てでクオリティ・スタートを達成。この試合終了時点で防御率は「1.92」に低下し、ハンター・ブラウン(アストロズ)に次いでアメリカン・リーグ2位に入っている。