
さまざまな国をめぐり、現在エジプトに住むオカリナ講師のジャスティンさん「@Justin_ocarina」が、エチオピア人の「はい」が予想外のリアクションだったことを、脱力系のイラストで描き話題になっています。
その内容は、会話をしていると時折、エチオピア人がハッと息を吸うというのです。不思議に思いながら会話を続けていると、やっぱりハッと息を吸います。
実は、エチオピア人の息を吸うリアクションは「はい」の意味だったのです。ちなみにエリトリアでも同じだそう。
エチオピアはアフリカ大陸の北東部の国。約80の民族がおり、アムハラ語、オロモ語、英語などが使われています。宗教はキリスト教やイスラム教などで、コーヒー豆の生産地として知られています。現在開催中の『関西・大阪万博』では、コモンズB館に出展しています。
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ハッと息をのむということは、驚いているような仕草なのかとジャスティンさんに聞いてみたところ、「音は似ていますが、驚いて出てしまった音というよりはわざと出している音なので、やはり違いを感じます」とのこと。また「アムハラ語は学んだことがないのでわからないですが、調べてみたところ『Yes』にあたる言葉もあるようです」と話しています。
リプライには、ノルウェーやデンマークでも同じような反応だというコメントも。驚きながらも文化の違いを新鮮に受け止めるコメントが寄せられています。
「世界の文化って面白いなぁ(・∀・)」
「そうなん??!!?? 初見ではわかんないやーつ!!」
「なるほど!ムキムキエチオピア人が毎回『ハッ!』という理由がわかった!」
「世界は広い」
ジャスティンさんも国ごとのこういった違いについて、「大変面白いと感じます。どの国もいろいろと違うので、『自分の国が標準』と考えてはいけないのだなと思わされます。また、自分の国と違う『はい』や『いいえ』、あいづちなどを嫌がらずに使ってみることで、その国の人々ともっと馴染めるような気がします」と話しています。
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世界を転々としてきたジャスティンさんが、いろいろなハプニングがありながらも、死ななければそれでよいし、なぜかとってもハッピーだというコミックエッセイ
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(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)