
汗をかくとシャツがべたっとした肌触りになり、不快に感じることも。また汗ジミが目立ってしまうのも、この季節の悩みの1つですよね。そのため、速乾性の高いTシャツを探している人も多いのではないでしょうか。
実は筆者の夫も汗っかきなので、さまざまなメーカーの速乾性を備えたTシャツを試しています。その中でもおすすめしたいのが、「ワークマン」の「ゼロドライネオ遮熱-5℃半袖Tシャツ」です。
2024年も販売されており、大人気となったTシャツが、2025年も登場しています。ここでは使用感をお伝えします。
●裏地に秘密あり 汗をかいても肌触りサラサラ
|
|
ゼロドライネオ遮熱-5℃半袖Tシャツは、一見シンプルなデザインのクルーネックTシャツですが、裏地に細かい凸凹があります。これにより、肌に接する面積をできるだけ少なくしています。
このブロック状の凸凹は、水をほとんど吸収しないポリプロピレン系を使用しているので、汗を表地で吸い上げます。裏地で汗を吸収することがないので、ベタつきを抑えることができます。また汗冷えを防ぐことができるのも、うれしいポイントです。
生地に吸収された汗は、ずっと生地に含まれているわけではありません。速乾性があるので、乾きも早いです。この速乾性は綿100%の約2倍、ワークマン従来品の約1.3倍となっています。汗っかきの夫は非常に気に入っているようで、比較的頻繁に着用しています。そのため2024年に続き2025年も購入しています。
●乾くのが早い!
先ほど速乾性について紹介しましたが、汗が乾くのが早いということは、洗濯後の乾きも早いということ。実際に洗濯後に外干ししても、乾きは非常に早いと思いました。
|
|
天気が良い日ならば、1時間以内に乾きます。梅雨時期や雨の日の洗濯問題を解消してくれるので、洗濯担当の筆者にとっても“助かる”Tシャツです。
●生地の表面にうっすらとした凸凹が見える
ゼロドライネオ遮熱-5℃半袖Tシャツは、裏地の凸凹によりドライな肌触りをキープするのが特徴ですが、この凸凹が表地からも見えてしまうことがあります。
Tシャツのカラーや光の加減により異なりますが、この凹凸が気になってしまう人もいるかもしれません。
●ひんやり感はほぼない……
|
|
ゼロドライネオ遮熱-5℃半袖Tシャツは、汗っかきの人に最適なTシャツだと思うのですが、どちらかというと汗をかいた後のことを考えて作られたTシャツだと思います。
というのも、接触冷感機能は搭載されていません。そのため、着用時のひんやりとした心地よさはほぼありません。通気性が良いので衣類内に風は通るのですが、冷たさはないと思ってよいでしょう。接触冷感が加わると本当に最高のTシャツだと思うので、筆者としてはこの点が少し残念だな……と感じています。
とはいえ、“汗っかきさん”の悩みを解決できる非常に優秀なTシャツであるのは間違いありません。しかも価格は980円(税込)と、お手頃。カラーはブラック(筆者購入)、ネイビー、シルバー、カーキ、ブルー、オレンジと豊富なのもうれしい点です。
サイズはM〜3L(カラーにより異なります)。身長175cmの人はLサイズを余裕を持って着用しています。