「見つけたらラッキーってくらいおいしい」「考えた人天才!」→「ゆかり」の新しいコラボに「マジやみつき!」の声多数

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2025年06月26日 12:00  まいどなニュース

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ふりかけ界のドン的な存在「ゆかり」のコラボアイテムが「病みつきのおいしさ」と、SNSで注目を集めています(画像提供:三島食品)

ソーセージ売場に「ゆかり」の文字。ゆかりって、本来はふりかけ売場にあるべき商品ですよね……?!

【写真】フードリエとのコラボ商品は…スーパーをはしごしてでも見つけたい!

これは、SNSで話題の商品「やみつきになるゆかり使用ウインナー」。 

「考えた人、天才!」
「マジ病みつき。また出会いたい」
「これ美味しい…ハーブソーセージよりキツくなく、さわやかな香りのウインナー」
「和のハーブウインナーって感じ、弁当にぶち込むとめちゃくちゃ旨い」
「私の夫の公認・愛人ゆかり。奇跡的に出会えたのでお弁当に入れた」

筆者と同じく、未体験な人からは切実な叫びも。

「買いたすぎる。 見たことないよ!!」
「食べてみたい! 今日スーパー行ったけど、無かったなぁ」
「どなたか見つけたら、ご一報ください。1杯おごります」

SNSでは、入手困難な様子もうかがえます。この商品について「ゆかり」を製造する三島食品にお話を聞きました。

実は「ウインナー」コラボのオファーは、初めてではない?!

「ゆかり」は、三島食品のロングセラー商品。1970年代から販売され、1975年からはお馴染みの紫のベースに緑とえんじ色のストライプ柄が印象的なデザインとなり、現在まで改変を重ね親しまれています。

ーー話題のウインナーは、どういう経緯で誕生したのですか?

「株式会社フードリエ様から強いご要望をいただき、このたびのコラボレーションに至りました。実は『ゆかりをウインナーにしたい』という話は、過去にも他メーカー様からいただき、研究開発されてきました。しかし、納得できる商品に至らず、商品化になっておりませんでした」

ーー過去にも、ウインナーとのコラボの話があったんですね!

「商品化とはならなかった過去もあり、フードリエ様には申し訳ないですが、当初は今回も難しいのでは?と、実は想像しておりました。ですが、フードリエ様が、粘り強く何度も何度も試作と改良を繰り返してくださり、このたび商品化に至りました。驚きとうれしさで感激しております」

ーー完成品の感想はどうですか?

「赤しその風味が感じられ、さっぱりとした味わいに仕上がっています。老若男女問わずお召し上がりいただけると思います。また『ゆかり』で作ったおにぎりと同じく、このウインナーは冷めても美味しい。お弁当にも相性が良いと感じました」

「まさに、病みつき!」と話題のゆかりウインナー、商品化に至るまでは、なかなか険しい道のりだった様子。「やみつきになるウインナー」を製造するフードリエにもお話を聞きました。

他メーカーのコラボで活路、ヒット商品を目指す

ーー今回、なぜ三島食品さんへコラボを依頼したのですか?

「昨年、2024年の春頃に企画されました。弊社の『やみつきになる』シリーズは、ベーシックなウインナーとは異なる美味しさを楽しんでもらいたいと商品企画をしております。

既存の『チョリソー』『レモン&パセリ』に加えて、過去にも様々なフレーバーを発売しました。しかし、なかなか定着には至らなかったため、新たな切り口でのチャレンジを試みたいと、三島食品さんにオファーすることになりました」

ーー「ゆかり」を選ばれた理由は?

「まず第一に『ゆかり』の味がお肉に合いそうであること。そして、消費者の認知度が非常に高く、みなさまになじみのある商品なので、味のイメージがしやすい点。さらには、お子様からご年配の方まで、幅広いターゲット層にファンがいる点が主な理由です。ウインナーにしても、手にとってもらえる可能性が期待できると考えました」

ーー「ゆかりウインナー」の工夫やこだわりを教えてください

「ゆかりの味や風味を存分に活かしたいという思いから、今回は豚肉に鶏肉をブレンドしました。鶏肉を合わせることで、ゆかりならではのシソの香りを引き立て、肉の旨みも楽しんでもらえる商品になったと自負しております」

ーーどこで販売されていますか?期間限定品ですか?

「地域・期間は限定せず、全国のスーパーで販売しています。関西地域では、平和堂、万代、イオン、オークワなど。現時点では店頭に並んでいないスーパーも多くあります」

「ゆかり」の故郷、広島でしか手に入らないのかと思いきや、全国で販売中! 今のところレギュラー製品なので、あちこちのスーパーで根気よく探すと遭遇できるかも……とのこと。

ここ近年、「ゆかり」は他メーカーとのコラボ製品が販売されていて、Xでも度々話題になっています。

「ゆかり」という名前は、赤しその紫色と、人々との「ご縁」を大切にしたいという思いから名付けられたそうですが、まさに企業と企業の縁から生まれたコラボアイテムにも注目したいですね!

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・東寺 月子)

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