山本由伸、メジャー初完封ペースも降雨中断により56球で降板…それでも5回1安打無失点で7勝目の権利

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2025年06月26日 12:34  ベースボールキング

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ロッキーズ戦に先発した山本由伸
◆約1時間半の中断、6回のマウンドには上がらず



 ドジャースの山本由伸投手(26)が現地時間25日(日本時間26日)、敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ戦に先発登板。降雨中断の影響でわずか56球で降板したが、5回1安打無失点の快投で7勝目の権利を得た。



 4試合白星から遠ざかっている右腕。初回は10球で3者凡退に抑えると、2回以降もテンポ良くアウトを重ね快調にゼロを重ねた。5回は先頭打者にこの試合初めての四球を与えるも、次打者を投ゴロ併殺に仕留め結果3人斬り。5回を終え56球、1安打無失点、6奪三振1四球とメジャー初完封も狙えるペースだった。



 ところが、試合は6回表のドジャース攻撃中に雨のため中断。1時間28分後に試合は再開されたが、6回のマウンドには2番手・トリビーノが上がった。



 ドジャース打線はロッキーズの新人右腕・ドーランダーの前に5回まで無得点に抑えられていたが、6回に1番・大谷の左前打などで無死一、二塁の好機。続くベッツ、フリーマンが凡退し二死二、三塁となったが、4番・マンシーの打席途中に突然の大雨。マンシーはフルカウント後のカーブを打ち上げたが、この飛球を大粒の雨で視界が悪くなった一塁手と二塁手が見失い、打球は一・二塁間にポトリと落ちるラッキーな先制2点タイムリー内野安打となった。



 これにより、山本に7勝目の権利が発生。ドジャース打線は中断明け後にも6番・パヘスの右前適時打で加点し3−0とリードを広げた。

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