トレードの可能性が報じられた(左)ガルナチョと(右)エンクンク [写真]=Getty Images チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドとの間でアタッカーのトレードが行われる可能性が浮上しているようだ。25日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。
ともに今夏の移籍市場で前線の戦力拡充を目指しているチェルシーとマンチェスター・ユナイテッド。前者は左ウイング(WG)が要補強ポジションとなっており、ドルトムントに所属するU−21イングランド代表FWジェイミー・バイノー・ギテンスらへの関心が明らかに。後者はウルヴァーハンプトン(ウルブス)からブラジル代表FWマテウス・クーニャを獲得し、ブレントフォードに所属するカメルーン代表FWブライアン・ムベウモにもオファーを提示している。
報道によると、両クラブ間でアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョとフランス代表FWクリストファー・エンクンクのトレードが行われる可能性が浮上しているとのこと。両選手ともに昨年夏の移籍市場でも各クラブからの関心が報じられていたが、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド双方ともに現在も動向を注視し続けているようだ。
ガルナチョとエンクンクはともに今夏の移籍が有力視されている選手だ。前者は今シーズンの公式戦58試合に出場し11ゴール10アシストという結果を残したが、補強資金捻出を目的とした売却が噂されており、ルベン・アモリム監督が移籍を進言したとの報道も。直近ではイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの名前が入ったアストン・ヴィラのユニフォームを着た写真をSNSに投稿し、物議を醸している。
また、後者は2023年夏にライプツィヒからチェルシーへ活躍の場を移したものの、度重なる負傷もあり絶対的な存在とはなれておらず。ここまで公式戦通算58試合で17ゴール5アシストをマークしているが、売却候補に数えられている。