ニコ・ウィリアムズの移籍に影響も?…ビルバオがバルサの財務状況を問題視か

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2025年06月26日 14:09  サッカーキング

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今夏のバルサ移籍が噂されているニコ・ウィリアムズ [写真]=Getty Images
 アスレティック・ビルバオがバルセロナの財務状況を問題視しているようだ。25日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。

 スペイン代表FWラミン・ヤマルとブラジル代表FWハフィーニャの負担を軽減するべく、今夏の移籍市場でウイング(WG)の補強を目指しているバルセロナ。昨年夏にも獲得を狙っていたアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズに照準を合わせ、すでに2031年6月末までの6年契約締結で個人合意に達しているとも報じられている。

 今後は5800万ユーロ(約98億円)に設定された契約解除条項を発動すると見られているバルセロナだが、攻撃の主軸の残留を望むアスレティック・ビルバオも対抗措置を講じている模様。同クラブは、バルセロナがラ・リーガの財務管理規則1.1条に違反している可能性を指摘しており、今夏の移籍市場における動きを厳しく監視するよう訴えているようだ。財務管理規則1.1条では「各クラブは収入の範囲内でしか支出できない」と定められているという。

 報道によると、アスレティック・ビルバオのジョン・ウリアテ会長とジョン・ベラサテギGD(ゼネラルディレクター)はリーガ・フェメニーナ(女子リグ)に関する問題でマドリードに滞在中とのこと。その機会を利用し、スペインサッカー連盟(RFEF)およびラ・リーガへ、バルセロナの財務状況に関する懸念を正式に通達した模様だ。

 一方、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長はアスレティック・ビルバオの動きに対して「アスレティックとの関係は悪くない。私たちはどちらも非常に長い歴史を持つクラブだ」と前置きしつつ、「今回の彼らの行動は理解できない。失礼ながら、各自が自分たちのことに集中すべきだ。なぜ彼らがバルセロナのことをラ・リーガに話すのか理解できないし、適切ではないと思う」と言及。その上で、財務管理規則について次のようにコメントした。

「冬の移籍市場ですでに取り組んだ1.1条の維持に取り組み続けている。金銭的な介入を受けておらず、通常の契約ができるようにあらゆる措置を講じてきた。一定の基準を遵守する必要があるが、今はまさにそれを実践している。この基準を遵守することで、獲得したい選手を獲得し、登録することができるんだ」

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