福岡県は、古くから九州地方の玄関口として発展し、さまざまな歴史や文化が生まれました。地名においても、その由来を知ることで、より愛着が湧いてくるかもしれません。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、九州・沖縄地方在住の男女を対象に「福岡県の市町村名で名前がかっこいいのは?」というテーマでアンケートを実施しました。
九州・沖縄地方に住む人から「名前がかっこいい」と思われているのは、どの市町村だったのでしょうか? ランキングを見ていきましょう。
第2位は、「福岡市」でした。福岡県の県庁所在地である福岡市は、中央区や博多区など、7つの行政区から構成されています。
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「福岡」の地名は、初代福岡藩主・黒田長政が新しく城郭と城下町を作る際、黒田氏の先祖ゆかりの地である「備前福岡」(現在の岡山県瀬戸内市長船町福岡)にちなんで付けられたそうです。その後、明治時代の1889年に市制が施行され、福岡市が誕生。1972年には政令指定都市となり、国際会議や国際大会の会場に選ばれるなど、九州最大級の都市として現在も発展を続けています。
第1位は、「太宰府市」です。福岡県中西部の筑紫地域に位置する市。明治時代に太宰府村として発足し、その後は長らく太宰府町として続いてきましたが、1982年に市制が施行されたことで現在の体制となりました。
かつてはこの地域に九州全体を治める「大宰府」(オオミコトモチノツカサ)という大きな役所が置かれていたそうで、平安時代には菅原道真が左遷されたことで知られています。現在でも、道真を祀る太宰府天満宮をはじめとする名所・史跡が市内に点在しており、国内外から多くの観光客が訪れています。
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