オンラインカジノで賭博をしたとして書類送検されていたプロ野球巨人のオコエ瑠偉選手（27）と増田大輝選手（31）について、東京地検はきょう（26日）付けで不起訴処分としました。東京地検は不起訴の理由を明らかにしていません。
オコエ選手は2022年7月とおととし5月に、増田選手は去年10月〜11月にかけて、海外で運営されているオンラインカジノサイトにスマートフォンなどでアクセスし賭博をした疑いで、警視庁が書類送検していました。
オコエ選手はおよそ700万円を賭けて収支はマイナス450万円ほど、増田選手はおよそ300万円賭けて収支はマイナス230万円ほどだったとみられています。
読売巨人軍は書類送検を受け、「2名は『開幕前に自らの過ちを正しておきたかった』と述べ、オンラインカジノの違法性を認識しないまま興味本位で利用していたことを深く後悔している」とコメントしていました。
NPB=日本野球機構は今年2月、各球団に対して、選手やスタッフなどの球団関係者にオンラインカジノを利用したことがあれば、自主的に名乗り出るよう呼びかけていて、今年3月、利用が判明した8球団16人に、各球団が総額1020万円の制裁金を科すと発表していました。
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