ナンテヒダの叔母のヨカヨカ(21年8月撮影、ユーザー提供:だんさん) 21年の北九州記念を制したヨカヨカの甥となるナンテヒダ(牡2、栗東・中尾秀正厩舎)が、土曜小倉5Rの2歳新馬(九州産・芝1200m)でデビュー勝ちを狙う。
ナンテヒダは父スクワートルスクワート、母ローランダー、母の父トゥザグローリーの血統。母はJRAで2勝。同じくスクワートルスクワート産駒の叔母ヨカヨカは21年の北九州記念を制し、九州産として05年のアイビスSDのテイエムチュラサン以来、16年ぶりのJRA平地重賞制覇を成し遂げた活躍馬。近親にはピルサドスキー、ファインモーションなどのGI勝ち馬がいる。
ここまで1カ月以上をかけて入念に乗り込まれてきた。坂路とCWの両方で、九州産としては水準以上の時計をマークしているので、態勢はほぼ万全。偉大な叔母に一歩近づくためにも、ここは通過点にしたい一戦となる。