美大生が高校時代、なにげなくノートの端に描いた絵が味わい深いです。X(Twitter)では1500万回以上表示され、18万件を超えるいいねがつくなど注目を集めています。
話題の主は、多摩美術大学の2年生、片吟企鵝人鳥(@penguinkawayo)さん。「最近の高校生は絵がうますぎる。俺の高校時代を見習ったほうがいい」といって、くだんの絵を投稿しました。
描かれていたのは漫画『チェンソーマン』に登場する悪魔「ポチタ」……とは分かるのですが、捉え方が少々トリッキー。本来より後ろ足が長く、膝を立てていて土下座しそうな姿勢で、眉間から生えているはずのチェンソーは、側頭部から飛び出しています。なんだろう、忠実さよりもつぶらな目をはっきり見せるほうを選んだのかな。
本人としては謙遜や自虐のつもりかもしれませんが、きちんと色を塗って陰影まで表現されており、何より絵柄がユニーク。そこに感じ入った人も多く、「じわじわくるかわいさ」「ちゃんと描いたらうまい人の塗り方」「ピカソみを感じる」「見る人が見れば天才」といった声が目立ちます。
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現在、片吟企鵝人鳥さんは、大学でグラフィックデザインを学んでいます。課題ですてきな装丁を手がけつつ、ときにはまた味わい深い絵を描いているようです。
画像提供:片吟企鵝人鳥(@penguinkawayo)さん
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