石丸伸二氏「ガタガタうるせーわ」吃音症を揶揄するチャット欄一喝に候補者が感謝「涙でてくる」

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2025年06月27日 06:34  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

石丸伸二氏(2025年6月撮影)

石丸伸二氏(42)が代表を務める地域政党「再生の道」から都議選の板橋区に出馬し、落選した船本優月(ふなもと・ゆづき)氏(33)が27日までにX(旧ツイッター)を更新。石丸氏の言葉に感謝した。


石丸氏と船本氏は23日のYouTubeチャンネル「リハック」の生配信に登場。都議選を終えての感想を語る際、吃音(きつおん)症の船本氏は時折詰まりながらも、言葉をつむぎ出し、自身の選挙戦を振り返った。


その間、生配信のチャット欄を目で追っていた石丸氏は船本氏に寄せられた吃音症を揶揄(やゆ)するコメントに対し「チャット欄がガヤるんで、僕から説明させてください」と切り出した。


「船本さんは吃音症をお持ちでらっしゃるんですよ。なので、話すことが難しい時がある。うまく言葉をつむぐために『えっと』という言葉を使って。それで何とか言葉を出すという工夫をされてらっしゃるので」と説明。その上で「ガタガタ、うるせーわチャット欄。チャット欄でしか騒げないやつは黙っておいてほしいですね。さすがに僕も腹立ちます」と怒りをあらわにしていた。


船本氏はXを通じて、一喝してくれた石丸氏に感謝した。「みなさま いろいろ考えてくださりありがとうございます わざわざ吃音ですと自分でいうのも本当は悔しい。だから私は面接まで隠してました。実は親にも言ってなかったです」と書き出した。


続けて「面接で発表したのは私のためでなく、私より前に面接を受けた方が、もしかして私と同じ吃音なのかな?と思ったのと、それに対するチャット欄の反応が悔しかったから、吃音のことをただただ知ってほしかった。その思いで公表しました」と記述。


「選挙中の演説で公表していたのも、同様。吃音のことを知ってほしかっただけです。なので、リハックのあの場面で、私から吃音を公表するつもりはありませんでした」と明かした上で「石丸さんご本人に、お礼を言うタイミングもなさそうなので、こちらに失礼しますが、私は、あの石丸さんの発言、33年の私の悔しい人生へ一喝してくれた気持ちになりました。今思い出しただけでも涙がでてくるくらい感謝しています」とつづった。

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