
MLB機構は日本時間27日、7月16日にアトランタで行われるMLBオールスターゲームのファン投票の1次投票結果を発表し、ドジャースの大谷翔平(30)がナ・リーグの指名打者部門1位の396万7668票を獲得し、ナ・リーグ全体でも最多得票となり、5年連続5度目のオールスター先発出場が決定した。1次発表でリーグ最多得票を獲得するのは2年ぶり2度目となった。
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ジャイアンツのラファエル・デバース(136万2363票)に大差をつけ、昨年の277万7173票を大幅に上回り、1次投票では自己最多の得票数となった。また、ア・リーグでは外野手部門のヤンキース・A.ジャッジ(33)が401万2983票のリーグトップで先発出場が決定。大谷を抑えてメジャー全体トップの得票数に。
メジャーのオールスターゲーム、ファン投票は2段階で行われ、1次投票で各リーグの全体トップとなった選手は、その時点でオールスターゲームの先発出場が決定。最多得票選手以外のポジションは、1次投票の上位2人(ア・リーグ外野手は4人)を対象とした2次投票(7月1日〜7月3日)で先発を決める。加えて投手と控え野手は選手間投票などで選出し、全選手のラインナップは7日に発表される。
昨年のオールスターゲームは、1次投票ではDH部門トップもリーグ全体では3位に。最終の2次投票でK.シュワーバー(フィリーズ)を上回り、出場が決まった。試合前には、真美子夫人とのレッドカーペットを歩き、第2打席で日本人初となる“フェンスオーバー”の本塁打(イチローが07年にランニングホームランを記録)を放ち、千両役者ぶりを発揮した。
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今季大谷はここまで80試合に出場し(27日終了時点)、この日は28号本塁打を放って、リーグ単独トップを独走している。