エンバペが古巣PSGをモラハラで提訴、検察局が捜査開始へ…23年夏の新契約不同意→練習除外を問題視

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2025年06月27日 13:15  サッカーキング

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PSG時代に移籍をめぐる問題で“処罰”を受けたエンバペ [写真]=Getty Images
 レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが、前所属クラブのパリ・サンジェルマン(PSG)をモラルハラスメントで提訴した件について、パリ検察局が捜査を開始したことが分かった。26日(現地時間)、フランスの日刊紙『レキップ』をはじめとする複数メディアが伝えている。

『レキップ』によると、エンバペは今年5月にPSGを相手取り、モラルハラスメントおよびサイン強要未遂の訴えを起こしていた。特に2023−24シーズンの開幕時、クラブが放出を検討していた選手たちと一緒にトレーニングさせられた件について非難したという。同紙は「PSGで頻繁に行われているこの行為(ある選手を戦力外組と一緒にトレーニングさせること)については、すでに複数の調査が行われている」と伝えている。

 エンバペはPSGとの新契約に同意しなかった後、戦力外組とのトレーニングを強いられている。同様のケースが続いたこともあり、2024年1月にはフランスのプロサッカー選手組合(UNFP)が「特定の選手を故意にトレーニングから外し、移籍金の最大化をはかるためにモラルハラスメントと恐喝行為を行っている」と非難した。

 なお、エンバペは今回の件に加え、PSGと金銭的な紛争も抱えている。PSGから支払われるべきだと主張している合計5,500万ユーロ(約93億円)の給与およびボーナスを求める法廷闘争は、今もなお継続中だ。

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