欧州復帰の可能性が浮上しているジルー [写真]=Getty Images ロサンゼルスFCに所属する元フランス代表FWオリヴィエ・ジルーに欧州復帰の可能性が浮上しているようだ。26日、フランスメディア『フットメルカート』が伝えている。
現在38歳のジルーは母国のグルノーブルでプロデビューを飾り、モンペリエ、アーセナル、チェルシー、ミランで活躍。昨年夏からはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCに所属し、ここまで公式戦通算37試合で5ゴール3アシストをマークしている。また、昨年夏のEURO2024後に引退を発表したフランス代表では国際Aマッチ通算137試合に出場し、歴代最多の57ゴールを挙げた。
そんなフランスの伝説的ストライカーが再びリーグ・アンでプレーすることになるかもしれない。報道によると、リールがジルーの獲得に向けて交渉を進めており、依然として細かい事務的な手続きが残されているものの、合意に達しつつあるとのこと。1年間の延長オプションが付随した1年契約が提示されており、ジルーも約13年ぶりとなるリーグ・アン復帰に前向きだという。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、リールのジルー獲得に向けた交渉はすでに最終段階に達しており、契約締結の可能性が高まっていると指摘している。
リールでは2020年夏にヘントから加入し、5年間で公式戦通算232試合出場109ゴール30アシストという成績を残したカナダ代表FWジョナサン・デイヴィッドが契約満了に伴い退団。ストライカーの補強が今夏の移籍市場における優先事項となっている。