「生きて償う方が良かった」=福島の遺族、死刑執行受け―座間アパート9遺体事件

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2025年06月27日 18:31  時事通信社

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時事通信社

娘の遺骨を手に取材に応じる座間9遺体事件の遺族=27日午後、福島市(一部画像処理をしています)
 白石隆浩死刑囚(34)の刑が執行されたことを受け、事件で亡くなった福島市の女子生徒=当時(17)=の父親が27日、市内の自宅で報道陣の取材に応じた。刑執行に対し「生きて罪を償う方が良かった」と話した。

 執行はテレビの報道で知った。「自分の中では娘が亡くなったという意識はない。何も変わらない」と冷静に受け止めた。「(白石死刑囚が)異常だったと自分に言い聞かせるしかない。反省するのは無理だったと思う」としつつも、「亡くなったらそれで終わり。事件のことを意識したまま生きていてほしかった」と残念がった。

 娘について「おとなしくて、漫画を描くのが好きで、勉強もスポーツも何でもできる子だった」と振り返った。「今でもどこかで育っている感覚がする」と神妙な面持ちで話した。 

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  • 流石に「今でもどこかで育ってる気がする」はおかしい。惨殺された事を認めた上で犯人の死刑回避を望むのなら、まだ了解可能だが。
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