「小学校のデジカメで盗撮」＝女児画像共有、逮捕の教員―愛知県警

　女子児童の盗撮画像が教員仲間のＳＮＳグループチャットに共有されていた事件で、逮捕された名古屋市立小教員、森山勇二容疑者（４２）が愛知県警の調べに「学校のデジタルカメラで盗撮した」との趣旨の供述をしていることが２７日、県警への取材で分かった。チャットには校内などで盗撮されたとみられるものもあり、県警が調べている。

　森山容疑者は昨年９月ごろ愛知県内の施設で女児をデジカメで盗撮し、画像を共有した性的姿態撮影処罰法違反の疑いが持たれている。

　県警などによると、デジカメは学校の機材で、自宅に持ち帰っていたという。自ら立ち上げたグループチャットは小中学校の教員１０人程度が参加し、女児が着替える様子など校内や学校行事で盗撮したとみられる画像や動画もやりとりされ、「いいですね」などと投稿されていた。