「うちの猫、神すぎる」飼い主も驚く“飼いやすすぎるサビ猫”に共感の声「NNNが送り込んできたのでは…?」

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2025年06月28日 12:10  まいどなニュース

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意外な一面も?臆病で可愛いくるみちゃん(飼い主さん提供)

「うちのネコちゃん、
・主食を飽きずによく食べる
・人間も壁も噛まない引っかかない
・甘えん坊
・イタズラしない
・トイレ失敗しない
・吐かない
・人の食べ物に興味無し
・外に出たがらない
飼いやすすぎない?猫の飼育初めてだから、神様がエントリーモデルを用意してくれた…?」

【写真】お迎えして数日ですっかり甘えん坊に

ある飼い主さんがX(旧Twitter)に投稿した、サビ猫「くるみちゃん」の“神っぷり”が話題です。

トイレの失敗ゼロ、人にも壁にも噛みつかない、イタズラしない、しかも甘えん坊――。「まるで猫界のエントリーモデル」と称されたくるみちゃんには、サビ猫を飼う人たちから「23歳まで一緒にいたうちの子もそうでした」「わがままゼロ、手術後も静かで冷静」「今思えば、一代目は神猫だった…」など、サビ猫の“飼いやすさ伝説”に共感のコメントが殺到しています。

多くの人たちから共感を得たくるみちゃんの投稿。くるみちゃんをおうちにお迎えした時のことや現在の様子などを、飼い主さんに聞きました。

なぜ保護猫を選んだのか

──くるみちゃんをお迎えしたのは。

「夫と結婚したのを機に、長年の夢だった猫を飼うことにしたんです」

──ペットショップからお迎えするのではなく、保護猫さんを選んだのは?

「保護猫のお迎えを希望した理由は3つあります。1つ目は、過酷な暑さや寒さに耐えている野良猫たちに1匹でも多く、冬は暖かくて夏は涼しいお家で暮らしてほしいと思っていたから。2つ目は、3年間通い続けていた猫カフェSHANAさん(奈良県大和高田市)で、私たち夫婦の1番の推し猫がサビ猫だったので、猫を飼うならサビ猫がいいなと思っていたから。3つ目は、私たち夫婦は共働き、かつ2人とも猫を飼った経験がなかったので、子猫を育てられる自信がなく、成猫を希望していたからです」

サビ猫くるみちゃんとの出会い

──サビ猫のくるみちゃんと、どのように出会えたのでしょうか。

「私たち夫婦は共働きで、若い夫婦で猫アレルギーの子が今後産まれる可能性もあり、また脱走防止柵などを付けられない賃貸暮らしで、猫を飼った経験もなく、多くの保護猫団体さんの基準を満たせず、譲渡を諦めかけていたんです。そこで、前述の猫カフェSHANAさんに相談をし、猫の飼育に関する基礎知識や爪切りのやり方、猫が脱走しない動線確保などを学ばせてもらいました。

そして、猫カフェSHANAさんは保護猫カフェではないにも関わらず、お店に通い続けた私たちの猫に対する愛と熱意をくんでくださり、保護猫のボランティアさんを紹介していだだきました。そのボランティアさんからくるみを譲渡していただくことができまして。猫カフェSHANAさんとボランティアさんには本当に感謝しています」

飼ってみたら“想像以上の神対応”だった

──実際飼ってみたら、思っていた以上に飼いやすい猫さんだったと。

「そうですね。もともと猫は自由気ままで、家の壁や家具で爪を研いだり、カリカリに飽きて人間のご飯を欲しがるイメージがありました。またくるみは4歳で迎えた保護猫なので、懐くとも思っていませんでしたし、長年過ごしてきた外に出たがると思っていました。ただどんな子でも愛する自信がありましたし、猫の全てが大好きですから、一切懐かず家庭内野良猫のようになっても、猫が幸せならそれで良いと思ってお迎えしました。

しかし、くるみは想像していた成猫の保護猫とは全く違っていて、お迎えして数日で喉を鳴らして擦り寄って、甘えてくれました。主食のカリカリも、お迎えしてから9カ月間、飽きずに毎日ガツガツ食べてくれています。人間のご飯に興味がなく、私たち夫婦が焼き魚やお刺身、鶏肉を食べていても知らん顔。壁も家具も引っかかないので、ピカピカです。もちろん人間のこともかんだり引っかいたりもしません。仕事で家を空けている間も一切イタズラせずに大人しく待っててくれています。元野良猫だから外の世界の怖さを知っているのか、絶対に外に出ようとしません。まるで神様が、私が猫飼育の初心者なのを分かっていて、飼いやすいくるみと引き合わせてくれたようだと感じました」

意外な一面も?臆病で可愛いくるみちゃん

──今のくるみちゃんの様子は。

「おっとりしていて優しい甘えん坊。イタズラもせず、大人しく留守番もしている子。毎晩私たち夫婦のベッドの枕元で寝ています。一方で、かなり臆病な性格。ご機嫌で窓の外を眺めていたところ、小鳥が鳴いたことにビックリしてテレビの後ろに隠れてしまったりします。お迎えして数日後、初めて掃除機をかけた時は、ビックリしすぎて思い切りお漏らしをしてしまいました。本当に元野良猫なのか疑わしいくらいです」

──今回の投稿について、たくさんの反響がありました。

「この話をXで投稿した際、多くの反響をいただきました。その中でも私が『なるほど!!』と思ったのは、私とくるみを引き合わせてくれたのは神様ではなく『秘密結社NNN(ねこねこネットワーク)』説です。秘密結社NNNとは、猫たちが独自のネットワークを使って、猫のしもべになりそうな優しそうな人間のもとへ調査員(野良猫)を送り、猫の虜にして一生面倒を見てもらおうとしているという都市伝説です。

調べていたところ、保護猫団体さんのところへ里親希望の連絡が入ると、ちょうどよく条件に合う猫が保護されていた…というのはよくあるそうなんです。確かに私たちが猫を飼うことになり、猫カフェSHANAさんがボランティアさんに連絡を取ったところ、『ちょうど先日、可愛い成猫のサビ猫を保護したのよ!』と言われたそうなんです。NNN、恐るべし………」

(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)

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