ガールズバー無許可営業疑い 経営者を逮捕 改正風営法で全国初摘発
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2025年06月28日 14:22 毎日新聞

警視庁本部庁舎=米田堅持撮影 許可を得ずにガールズバーで従業員に接待させたとして、警視庁保安課は28日、新宿・歌舞伎町のガールズバー経営者、八幡俊彦容疑者(35)=東京都新宿区喜久井町=を風営法違反(無許可営業)の疑いで現行犯逮捕した。
28日には、無許可営業の罰則の引き上げや、悪質ホストクラブへの対策を強化した改正風営法が施行された。警視庁によると、施行後の同法違反の疑いでの摘発は全国初とみられる。
逮捕容疑は28日午前8時ごろ、都公安委員会から風俗営業の許可を得ずに、新宿区歌舞伎町1のビル内の店舗で、従業員に酒類提供などの接待をさせたとしている。「談笑の相手となるよう接待をしていたのは間違いない」と容疑を認めているという。
警視庁によると、当時店には20代の女性従業員4人と男性客1人がいた。女性の足元に鏡を設置して、スカート内が客から見えるようになっていたという。【菅野蘭】
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