アーセナル、191cmの長身を誇るU−21スペイン代表DF獲得へ　選手とはすでに5年契約で合意済みか

　アーセナルが、バレンシアに所属するU−21スペイン代表DFクリスティアン・モスケラの獲得に近づいているようだ。28日、移籍市場に詳しいニコロ・スキーラ氏が伝えている。

　現在21歳のモスケラは、名門バレンシアの下部組織育ち。2022年1月に行われたコパ・デル・レイのアトレティコ・バレアレス戦でトップチームデビューを果たし、2023年1月には正式にトップチームへと昇格。2023−24シーズンからはスタメンの座を確保し、2024−25シーズンはセンターバックや右サイドバックとして公式戦41試合に先発出場した。

　モスケラとバレンシアが結んでいる契約は2026年6月まで。報道によると、アーセナルはモスケラ獲得に向けてバレンシアに対して1800万ユーロ（約30億円）の移籍金でオファーを提示したものの、拒否されたようだ。アーセナルは今後、2100万ユーロから2200万ユーロ（約36億円から約37億円）に移籍金を増額して改めてオファーを送る見込みだという。

　なお、モスケラはアーセナルとすでに条件面で合意しており、両クラブ間の話がまとまれば、契約期間は2030年夏までの5年契約を結ぶ見通しのようだ。