大谷翔平 2回無失点 最速は164キロ!“二刀流”復帰後初の複数イニングも無失点、縦のスライダーが効果的

5

2025年06月29日 06:08  TBS NEWS DIG

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

TBS NEWS DIG

TBS NEWS DIG

■MLB ロイヤルズードジャース(日本時間29日、カウフマン・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのロイヤルズ戦に“1番・DH兼投手”の“二刀流”で出場し、2回、27球を投げて、被安打1、奪三振1、四死球1、失点0、二刀流復帰後初めて複数イニングを無失点に抑えた。

前回23日のナショナルズ戦では二刀流復帰後初となる三振を奪うなど、1回2奪三振無失点に抑えた。「徐々にイニングを増やしていければ、元の状態以上に戻れるんじゃないかという自信が出てきている」と話し、「後退しないように少しずつ前進していければいい」と口にした大谷。

3度目の“二刀流”となったロイヤルズ戦、復帰後初となる敵地、そして、初めてのカウフマン・スタジアムのマウンドとなった大谷。6連敗中の相手に1回、1番・J.インディア(28)の3球目にはいきなり100マイル(160キロ)をマーク、最後も157キロのストレートでセカンドフライに打ち取った。

そして、2番は2026年WBCアメリカ代表入りを表明したB.ウィットJr(24)に1球目のスイーパーをレフト前に運ばれてヒット、大谷はマウンド上で悔しそうな表情を浮かべて首を横に振った。走者を許すと、3番・M.ガルシア(25)にはボールを引っかける姿が見られて、復帰後初の四球を許した。

1死一、二塁とピンチを招くと4番・V.パスクアンティーノ(27)にはストレートで攻めて、カウント0−2から最後は102マイル(164キロ)でセカンドゴロ併殺打、トップギアでピンチを凌いだ。

そして、復帰後初の2イニング目のマウンドに上がった大谷、5番・S.ペレス(34)はスイーパーでカウント0−2に追い込むと、内角高めに99マイル(159キロ)のストレートでセンターライナー。6番・J.キャグリオーン(22)には縦に落ちるスライダーを効果的に使い、カウント1−2から縦のスライダーで空振り三振。

2死走者なしで6番・N.ロフティン(26)にも縦のスライダーでカウント0−2と追い込むと、最後は横に変化するスイーパーでタイミングを外してキャッチャーファウルフライ、3者凡退に打ち取った。大谷は2回、27球を投げて、被安打1、奪三振1、四死球1、失点0、二刀流復帰後初めて複数イニングを投げた。
 

このニュースに関するつぶやき

  • 前日HRを打ち、翌日の登板で渡米後自己球速163.7kmを出せるのは やはり凄いですね。肘の手術を2回行いましたが、術前に投げていた時と変わらない状態に戻って来ているのは良いですね
    • イイネ!2
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(2件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定