110円で買ったダイソー毛糸2玉→コツコツ編むだけで……　「わぁ」驚異の完成品に「技術がすごすぎる」

　ダイソーで販売されているレース糸で作った「ペットボトルカバー」が、すてきなデザインで注目を集めています。作者のamioさん（@katomi323）がYouTubeで編み方を公開しており、SNSではさっそく真似して作ってみたユーザーの声も上がっています。

【画像】出来上がった完成品

　amioさんは、主に100均の毛糸でかわいくて使えるアイテムを制作し、YouTubeチャンネル「amio channel」にて動画を公開中。以前には、ダイソーの「たわし用ヤーン」で編んだ巾着バッグが話題になりました（関連記事）。

大人っぽいかわいらしさが魅力のペットボトルカバー

　今回は、ダイソーの「リサイクルレース糸（#20太）」（110円）2玉を、2号のかぎ針で編んでペットボトルカバーを制作。側面の模様とタッセルが、上品さとかわいらしさのあるおしゃれなデザインで、職場などにも持っていきやすいアイテムとなっています。

底の編み方

　作る際は、まずカバーの底の部分から、直径6センチになるよう編んでいきます。指で糸の輪を作ってかぎ針をかけたら、鎖編みを2回編み、輪の中に長編みを12回編みます。

　編み終えたら、輪の2本あるうちの動く方の糸を引っぱって輪を絞り、糸端の方も絞って円を引き締め、最初の立ち上がりの鎖編み2目めに引き抜き編みをしたら1段目が完成です。

　2段目も同じく鎖編み2目を編んだら、前段の同じ目に長編みを2回ずつ編み、全部で24目になるように編んでいきます。最後は立ち上がりの2目めに引き抜き編みをします。

　3段目もまた立ち上がりの鎖編みを2目を編みます。そうしたら、まず長編みを1回編み、次に同じ目に長編みを2回編む「増し目」をします。これを繰り返して全部で36目になるように編んでいき、鎖編み2目めに針を入れて引き抜き編みをして完成させます。

　4段目は鎖編みを2目を編んだら、今度は長編みを2回編み、次に増し目をします。これを繰り返して全部で48目になるように編んでいきます。最後は鎖編み2目めに引き抜き編みをします。

　5段目も、立ち上がりの鎖編み2目は同じ。そこから長編みを3回編んで、次に増し目をするのを繰り返して、全部で60目になるように編んでいきます。最後は、最初の立ち上がりの鎖目に針を入れ、引き抜き編みをしたら、底の完成です。

側面を模様編みで編んでいく

　次は上記の続きから側面を編んでいきます。鎖編みを3回編み、次の目に長編みを1回編みます。1目飛ばして、次の目に針を入れたら、そこに長編みを1回編んだら鎖編みを1回編み、また同じところに長編みを1回編みます。すると「Vの形」になります。

　続けてまた1目飛ばして、次の目に長編みを編み、次の目にまた長編み、その次の目にも長編みと、3回連続で長編みを編みます。

　側面の1段目ではこの「Vの形」から「長編み3連続」へと続くパターンを繰り返して編みます。最後はVの形を作って終わり、残り3目の状態に。そしたら1目飛ばして残りの2目に長編みを編み、最初の立ち上がり鎖3目のところに引き抜き編みをします

　側面の2段目は、鎖編み3目で立ち上がりを編んだら、前段のVの穴の中に長編みを5回編みます。次に、前段の長編み3連続の真ん中に針を入れ、長編みを1目編みます。

　2段目ではこの「前段のVの穴に長編み5回」と「前段の長編み3連続の中央に長編み1回」のパターンを繰り返します。最後は長編み5回で終わり、2目が残っている状態に。1目飛ばして、最後の目のところに長編みを編み、最初の鎖3目のところに引き抜き編みをします。

　側面3段目は、鎖編み3目で立ち上がり、前段の「長編み5個」のグループの一番最初の目に長編みを1目編みます。次は、前段の「長編み5個」の真ん中（右から3目め）に長編みを編み、鎖編みを1回編んだら、同じ目に長編みを1回編みます。すると「Vの形」になります。

　次に、前段「長編み5個」の一番最後の目に長編みを1目編み、続けて次の目に長編み、もう1度次の目に長編みと、3連続長編みを編みます。3段目ではこの「Vの形」と「長編み3連続」のパターンを繰り返して編んでいきます。

　側面は、上記の2段目・3段目の模様編みを繰り返して合計32段になるまで編んでいきます。

ピコット編みでフチをかわいく仕上げる

　最後の段を編んだら、縁編みをピコット編みで仕上げていきます。鎖編みを1目編んだら、最初の目に細編みを編み、次の目に細編み、さらに次の目に細編みと3連続で編みます。

　そしたら鎖編みを3目編み、細編みの目（2つの糸）に針を通して、針に糸をかけてから一気に引き抜きます。これで玉（ピコット編み）ができます。

　続けて、細編みを6回連続で編んだら、再びピコット編みをします。これを繰り返して1周編んでいき、ピコット編みの玉は、前段の長編み5目のちょうど中央にくるようにします。

　1周編み終えたら、最初の立ち上がりの鎖編みのところに針を入れ、引き抜き編みをします。最後は糸端を輪の中にくぐらせて絞ってから、糸を切ったら本体の完成です。

紐とタッセルを作って本体に取り付け

　動画の後半では、スレッドコードという編み方で32センチのひもを編む方法と、タッセルの作り方も公開。上記の完成した本体にウッドビーズとともに取り付けたら、冒頭で紹介した「ペットボトルホルダー」が出来上がります。

作ってみたユーザーからも称賛の声

　使う糸のカラーによっても印象が変わるので、いろいろな色で作りたくなっちゃいそうですね！　コメント欄やSNSでは「技術がすごすぎる」「わぁ」「とっても可愛い！」「色合いとデザインがとても上品ですね！」「単色でこんなに表情が出るところもよい」と完成作品に賛辞が寄せられ、また「編んでみたー！ かわよー！」「手元にあった桜のチャーム付けたけど可愛くて良き」など、さっそく真似して作ってみた人の声もみられるなど、反響を呼んでいます。

　なお、動画を見て編んで完成したら、SNSで「#amio作品」のハッシュタグ付きで発信してもらえると、amioさんも見られて嬉しいとのことです。

　YouTubeチャンネル「amio channel」では他にも、100均の毛糸を使った編み物の作り方動画が公開中。作品はamioさんのInstagram（@amiohandmade8）やX（@katomi323）でも見ることができますよ。

画像提供：amio（@katomi323）さん／YouTubeチャンネル「amio channel」