【函館記念】1、2番人気が低調で荒れる一戦 二桁人気に要注意

　日曜函館メインは函館記念(3歳上・GIII・芝2000m)。ここでは近10回の人気別、脚質別、枠順別、血統別の成績から、傾向を探りたい。

　まずは人気別だが、とにかく荒れる。1〜2番人気は【3-1-1-15】と低調。対照的に二桁人気は1勝、2着5回、3着3回だから、平均すると1年に1頭は馬券に絡んでいる。続いて脚質別だが、先行と差しで大きな差はない。ただ、逃げ馬は【2-0-2-6】と上々。一方、極端に後ろからだと間に合っていない。そして枠順別はどちらかといえば内枠ベター。7枠は【1-1-0-18】、8枠は【0-0-3-17】なので、ともに買っても押さえまでとしたい。

　最後に血統別だが、近4年連続で父or母の父がキングカメハメハ系の馬が連対している。また、デピュティミニスターの血を引く馬も出走頭数こそ多くないが、16年2着のケイティープライド(13番人気)、22年1着のハヤヤッコ(7番人気)など、伏兵の活躍が目立つ。ヒモで押さえておいて損はなさそうだ。