お家の蚊やダニ、どう防ぐ?虫よけに見えない素敵グッズが無印にあった!

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2025年06月29日 09:20  女子SPA!

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女子SPA!

slyellow - stock.adobe.com
 部屋に、できれば置きたくないものってありませんか?

 たとえば「防虫グッズ」。効果はあるけれど、どうしても生活感が出てしまって、リビングに置くのはちょっと気が引ける。見た目が「ザ・虫よけです!」という雰囲気だと、テンションまで下がってしまいます。

 でも、そんな小さなモヤモヤをスッと解消してくれるアイテムを無印良品で発見。さっそく購入して使ってみました。

◆防虫グッズとは思えない、“無印らしい”シンプルさ

 無印良品の「ルームガード」(本体1,690円)は、ぱっと見は白くてコンパクトな家電? あるいはアロマディフューザー? そんな印象。でも、実はこれ、防虫グッズなんです。

 ミニマルなデザインで、しかもプラグが180°回転するスウィングタイプ。家具の配置やコンセントの位置を気にせず使えるのも嬉しいポイント。

 生活空間に自然に溶け込むこの感じ、「こういうのが欲しかった……!」と、思わずニンマリしてしまいました。

 別売りの薬剤(レフィル)は、花粉・ハウスダスト用(1690円)、ダニ用(1290円)、蚊用 (1290円)の3種類。季節によって付け替えられるので便利そうです。

◆「見覚えあるかも…?」その正体はアース製薬のoem

 しかし、このフォルム、どこかで見たことがある……、と思ったら、アース製薬の「マモルーム」と同じ形。ただし、マモルームには本体中央にグレーのラインが入っているのに対し、無印の「ルームガード」は真っ白。白一色で、より洗練された印象です。

 さらに、パッケージにはしっかりと「アース製薬」の文字。つまりこれは、アース製薬との共同開発品。いわゆるOEM商品で、問い合わせ先もアース製薬。中身や仕組みはマモルームと同等と考えて良さそうです。

◆マモルームのリフィルも使える?

 そうなると、気になるのは詰め替え用リフィルの互換性。アース製薬のリフィルのほうが、少し安いんですよね。

 試しにマモルームやアースノーマットのリフィルを、無印の本体に挿してみると、「カチッ」と音がしてしっかりハマりました。サイズ感もぴったりで、問題なく使えそうな印象です。

 とはいえ念のため、アース製薬のお客様窓口に問い合わせてみると――。

「互換性はあります。ただし、推奨はしておりません」とのこと。

 実際、無印良品の商品パッケージにはこんな注意書きがあります。

「無印良品の『ルームガード・リフィル(各種)』以外のボトルを使用した場合の有効性、安全性は確認しておらず、また発火等火災の危険を生じるおそれがありますので、無印良品の『ルームガード・リフィル(各種)』以外は使用しないでください」

 つまり使えるけれど、何かあっても自己責任ということ。安心・安全を取るなら、無印良品のリフィルを使うのが無難です。

◆使ってみると…音もニオイもなし、置きっぱなしOK

 前述のとおり、ルームガードには3タイプの付け替えリフィルがありますが、今回はダニ用を試してみました。

 注意書きには「成分に天然精油(ラベンダー油)を使用しておりますが、香りはほとんど感じられません。感じ方には個人差があります」と記載されていますが、ニオイは全く感じませんでした。また、音もなく、薬剤が出ている感じすらしません。

 わが家のカーペット部屋では、毎年梅雨時にダニに悩まされがちでした。例年通り痒みを感じ始めたタイミングで使用を開始してみたところ、いつのまにかかゆみナシ!

 使用環境によって効果は異なるとはいえ、「超マイクロ粒子がダニ排泄物の生成を抑制し、ダニを無力化する」との説明にも納得。これで約2ヶ月もつのなら、1,290円はコスパもいいと感じます。

◆気になる価格差。ルームガードvsマモルームを比較

 見た目がよく似ている「ルームガード」と「マモルーム」。価格を比較してみました。

・無印良品「ルームガード・本体(リフィルなし)」1690円
・アース製薬「マモルーム(2ケ月分のリフィル入り)」オープン価格
(店舗と薬剤によって、1200〜1800円ぐらい)

 価格だけで見れば、マモルームの方がお得です。ただ、無印の「白一色&ミニマルなデザイン」は、リビングにより自然に馴染みます。「価格重視ならマモルーム」「インテリア重視なら無印良品」と、好みで選ぶといいかもしれません。

◆夏の「ちょっとイヤ」に、さりげない解決策を

 無印良品の「ルームガード」は、防虫グッズにありがちな“生活感”をすっと消してくれる、新しい選択肢です。

 人を招くことが多い家でも、これなら違和感なし。防虫しながら、暮らしの雰囲気を壊さない。そんなアイテムを探している人におすすめです。

<文・写真/栗山佳子>

【栗山佳子】
損害保険会社で情報誌の編集に携わったのち、生活情報誌、住宅情報誌の編集を経てフリーランスに。現在はライターとして、ライフスタイルやスマホ関連の記事を中心に執筆中

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