高校選びにおいて、「優秀な生徒が多いかどうか」という点を参考にしたい人もいるのではないでしょうか。進学実績の高さや学習環境を大事にしたい人にとっては、重要なポイントの一つですよね。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、岩手県在住の30代以下の人を対象に「優秀な生徒が多いと思う岩手県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元に住む30代以下の人から「優秀な生徒が多い」と思われているのは、岩手県のどの公立高校だったのでしょうか。それでは、ランキングを見ていきましょう。
第2位：盛岡第三高校
第2位は「盛岡第三高校」でした。1963年に創立され、自分の意思と判断で行動する主体性の大切さを表した「随処為主」を校訓の一つに掲げる県立高校です。「進学型単位制」を導入しており、生徒の興味・関心や進路に応じて柔軟に科目を選べるカリキュラムを整備。より質の高い学びの実現を目指しています。
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同校では理数教育に力を入れており、6年間実施した「スーパーサイエンスハイスクール（SSH）事業」の取り組みを引き継ぐ形で、2017年度から「サイエンスリサーチハイスクール（SRH）事業」を開始。思考力や表現力、判断力を育てる課題解決型の教育を充実させています。2025年度の大学入試では地元・岩手大学に多くの合格者を輩出しており、進学実績にも優れています。
第1位：盛岡第一高校
第1位に選ばれたのは「盛岡第一高校」でした。1880年に「公立岩手中学校」として開校した、長い歴史を誇る伝統校です。宮沢賢治や石川啄木といった著名な卒業生を輩出してきました。校訓を「忠實自彊」と「質実剛健」とし、教育目標には「時代の先駆者として、社会に広く貢献できる人間を育成する」を掲げています。
同校では「地球規模の視野で物を考え、地域視点で行動するグローカル人材の育成」を目指し、3年間を通じた探究活動「M探」を実施。2025年度の大学入試では東北大学に34名の現役合格者を輩出したほか、東京大学や北海道大学にも卒業生を送り出しています。
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