写真 ガンバ大阪は29日、SNSの利用に関するお願いを発表した。
G大阪はクラブ公式サイトを通じて「近年、SNS上での発信が日常的となる中で、意図せず他者を傷つける投稿や、選手・関係者に対する誹謗中傷が見受けられるケースが増えております。差別的な言動、誹謗中傷、侮辱、脅迫などは、いかなる理由があっても決して許されるものではありません」と声明を発表しつつ、次のように続けた。
「ガンバ大阪は、人種、肌の色、性別、言語、宗教、政治的信条、出自などに関する差別的または侮辱的な発言・行為、ならびに公序良俗に反する行為を一切認めません。このような行為に対して、クラブとして強く非難するとともに、Jリーグのガイドラインに則り、専門家の助言を受けながら、法的措置を含めた厳正な対応を行ってまいります」
また、SNSでの写真・動画の投稿において、一部ルールやマナーに反する行為、周囲への配慮を欠いた行動が見受けられることも明らかにし、撮影マナーについて改めて次のように綴っている。
「試合やトレーニング、イベント時以外での選手・スタッフの無断撮影はご遠慮ください。また、試合会場やトレーニング中であっても、他者(クラブスタッフ、ファン・サポーター含む)の肖像権を侵害する、又は侵害のおそれがある写真・動画の撮影およびSNSへの投稿はお控えください。今後もこのような行為が継続される場合、より厳しい対応を取らせていただきます」
最後に、「ガンバ大阪は個人の名誉・尊厳を守るため、また、選手が安心して競技に専念できる環境を守るため、誹謗中傷や差別的言動には今後も断固たる姿勢で臨んでまいります。あわせて、ファン・サポーターの皆さまにおかれましても、誰もが尊重されるネット空間づくりにご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます」と呼びかけている。