限定公開( 1 )
米Teslaは6月28日(現地時間、以下同)、自動運転によって同社の電気自動車「モデルY」を工場から購入者の自宅まで届けることに成功したとして、その様子を収めた30分強の動画を公開した。自動運転によって車を購入者のもとに配送するのは世界初という。
映像は車内や、途中並走した「Cybertruck」から撮影したもの。テキサス州の工場を出発したモデルYが、無人のまま駐車場を出て、高速道路や街中を進み、購入者の家まで移動する様子が確認できる。
カメラに映る計器によれば、速さは道によって時速30〜70マイル(時速30〜110km)程度とみられる。信号待ちや小規模な渋滞、路上駐車している車を避けながらの走行といったシーンも収めている。
遠隔操作による制御は行っておらず、Teslaが23日に開始した自動運転タクシー(ロボタクシー)と同じソフトウェアで動かしたという。同社はテキサス州オースティンで、10台程度の自動運転車をタクシーとして運用し始めている。ただし、ロボタクシーは完全に無人ではなく、安全のため監視員が乗り込む。
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